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映画アメリカンビューティーのネタバレあらすじとラスト結末|金髪の女優等キャスト情報も

この記事では「アメリカン・ビューティー」のあらすじとネタバレ、感想、キャストを紹介します。

平凡に暮らしていた家族が崩壊してしまう様子を映し出した作品です。登場人物たちの心情を中心に物語は展開していきます。

ラブストーリーやアクションなど定番の作品とは違ったものを味わってみたいという方にもおすすめの作品です。

アメリカン・ビューティーの作品詳細情報

公開日:1999年10月1日(全米) 2000年4月29日(日本)

原題:American Beauty

上映時間:122分

監督:サム・メンデス

製作:ドリームワークス

出演:ケヴィン・スパイシー、アネット・ベニング、ソーラ・バーチ 他

ロンドンやニューヨークで数多くの舞台を手掛けたサム・メンデスはこの作品で映画監督デビューを果たしました。アカデミー賞を受賞するなど、監督としてあっという間に名を広めます。

タイトルの「アメリカン・ビューティー」はバラの名前です。バラを美や理想の象徴として様々な場面に現れていて、赤色のバラは華やかさとともに時には恐ろしさも感じさせます。

また家庭の崩壊だけでなく理想や社会に対する批判も描かれています。皮肉な表現も多く、非常に面白い工夫がされている作品です。

アメリカン・ビューティーのあらすじとネタバレ

バーナム一家はごく普通の家庭でした。一家の大黒柱であるレスターは広告代理店に勤めるサラリーマン。妻のキャロリンは不動産業界で働き、娘のジェーンは反抗期で口数も少ない学生です。

ある日、レスターは務めている会社にクビになる話を持ち掛けられます。昔はこんなにつまらない人間ではなかったと何か脱力感を感じていました。キャロリンの事業も上手くいかずジェーンは口も聞いてくれないのでした。実は家族に亀裂が生じかけていました。

平凡に暮らしていたバーナム家の隣に新しい家族が引っ越してきました。父、母、息子のもの静かそうな3人家族でした。しかし、息子のリッキーは窓からバーナム家の様子をじっと覗いていたのです。

レスターとキャロリンはジェーンのチアダンスを見に行きます。娘の晴れ舞台を喜ぶキャロリンの横でレスターは娘の友達のアンジェラに見入ってしまいます。レスターの頭の中に赤いバラで包まれた美しいアンジェラの姿が思い浮かびました。

自分の中で何かが目覚めたように感じたレスターはシャワーを浴びているジェーンの隙を狙ってアンジェラに電話を掛けます。それに気付いたジェーンは呆れてしまいます。

またリッキーはジェーンと同じ学校に通うことになります。彼は変な奴だとアンジェラから聞いたジェーンは戸惑ってしまいました。

キャロリンはレスターとともにパーティに参加します。全く行く気のなかったレスターはそこでたまたま働いていたリッキーと出会います。何となく気の合う二人。リッキーから薬物をもらい、ジェーンは陽気になりました。

その日の夜、ジェーンと家で遊んでいたアンジェラはレスターが自分に好意を向けていることを知っていました。家に帰ってきたレスターとキスを交わしてしまいます。

アンジェラが家に泊まっていることに動揺を隠せないレスターを妻のキャサリンは察しました。そしてセックスレスも原因で二人は喧嘩してしまいました。

次の日の朝、近所のゲイカップルたちと一緒にランニングします。気持ちよく汗を流したジェーンはリッキーのもとへ。薬物を売買しているリッキーから買い取ります。

アンジェラと出会ってからレスターは体づくりに目覚めます。一方の妻はパーティで知り合った男性と関係を持ちました。ジェーンはリッキーに興味を持つようになってバーナム一家は崩壊の道へと突き進むのです。

以降は結末に向けてネタバレを含みますので、結末を知りたくない場合は飛ばしてください。

学校からリッキーと一緒に帰ったジェーンは彼の家に訪れます。彼を恐れないジェーンはキスをします。二人の間で何かが通じあっていました。

その夜、レスターとキャサリンは大喧嘩して落ち込んだジェーンは気配を感じました。隣の窓からリッキーがビデオカメラを向けていました。裸を見せるジェーン。しかし、リッキーは父の大事なコレクションを触ってしまったことから父に殴られてしまいます。

再びリッキーの部屋を訪れたジェーンは彼の人生を知ります。薬物に埋もれ、友達を殴ってしまい、精神科へぶち込まれた過去を知ったジェーンはそれでも彼を恐れません。ジェーンも家庭の事情を話し、いつの間にか彼が心の支えになっていました。

一方で、リッキーの父のフランクは息子の不在を窺って部屋をあさります。同時にお隣のレスターのこともじっと見つめていました。

妻の不倫を知らずにハンバーガー屋で働き始めたレスターは仕事をしていました。そこで妻の不倫現場に遭遇します。怒りと同時に呆れるレスターは彼女に自分は自由にすると言い放ちます。

筋トレに夢中になるレスターのもとにリッキーが薬物を渡しに訪ねます。その現場をフランクがまた窓越しで見つめていました。

リッキーが自分の部屋に戻るとそこには父の姿が。薬物のことがばれた彼は父親から縁を切られて家から出て行くことにしました。

そしてリッキーはジェーンを誘います。ニューヨークで生活するつもりでした。父にも母にも失望していたジェーンは決意しました。

そんな中、何も知らずに筋トレにのめりこんでいたレスターは視線を感じました。見てみるとガレージ越しにフランクがいました。失望感に溢れる彼はレスターにキスをします。レスターは驚いて追い返します。

妻のキャロリンは夫にも不倫相手にも離れられて一人車の中で泣いて落ち込んでいました。ラジオから「私は犠牲者にならない」という言葉を耳にしました。そして憎しみをもつ彼女は銃を持ちレスターを殺しに家へと車を走らせます。

一方、衝撃のキスを受けたレスターはリビングに行きました。そこにはアンジェラの姿がありました。雨が降り続ける夜、かすかに光が入る部屋でレスターは彼女を抱こうとします。

ところがアンジェラはこれが初めての夜でした。緊張を隠せない彼女を見たレスターは抱くことを辞めました。色気に満ち溢れていたアンジェラが純粋な少女に見えたのです。そして、同時に娘のジェーンの大切さに気付きました。

ジェーンとリッキーが家を出ようとした頃突然、銃声が聞こえました。急いで音が聞こえた場所へ行くとそこには血まみれのレスターの姿がありました。

それはフランクの仕業でした。ゲイ嫌いと名乗りつつ実は自身がゲイだった彼はレスターに避けられて同時に家庭も崩壊させられ、憎しみに溢れていました。

ようやくたどり着いたキャロリンも血まみれのレスターを見て、思わず泣き崩れてしまいました。

こうしてレスターのメッセージとともにバーナム家の崩壊劇の幕は閉じました。

アメリカン・ビューティーを見ての感想


登場人物の心情がよくわかる描写でした。レスターが死んでしまう伏線も敷いていて物語の終盤になると緊迫感が高まります。

バラが随所に登場することによってより芸術的に仕上がっており、物語により面白みをもたせていました。

家族の崩壊劇とともにアメリカ社会の問題を取り上げている、非常に緻密な工夫がされている作品です。

アメリカン・ビューティーのキャストたち

ケヴィン・スパイシー(レスター役)

 

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歌やダンス、演技など何でもこなす誰もが憧れる俳優です。アメリカ出身で1989年に『心みだれて』で映画デビューします。

映画に多数出演する一方、2004年からロンドンのオールド・ヴィック・シアターの監督になりました。

私生活は謎に包まれていて事件を起こしたこともありますが、ハリウッド界では非常に演技力が高く評価されている俳優の一人です。

アネット・ベニング(キャロリン役)

 

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アメリカカンザス州出身。アカデミー賞にノミネートされるもまだ受賞したことがありません。しかしヴェネチア国際映画祭で審査委員長を務めた経験の持ち主です。

私生活では4人の子どもがいる彼女は子育てと両立しながら作品に出演し続けてきました。

年齢を重ねても美しくて上品な女優です。

ソーラ・バーチ(ジェーン役)

 

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アメリカのロサンゼルス出身です。幼いころからテレビなどに出演していました。

可愛らしい印象だった子役時代から「アメリカン・ビューティー」をきっかけに演技の幅を広げます。

思わず惹かれてしまう容姿の持ち主で活動休止を経てさらに躍進していくでしょう。

アンジェラ役:ミーナ・スヴァーリ

 

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レスターを翻弄し家庭崩壊に追い込んだ小悪魔、アンジェラを演じたのはアメリカ人女優のミーナ。

当時金髪の可愛らしい少女でしたが、アメリカンビューティーのポスターで真っ赤なバラと共に裸で横たわった彼女の笑顔は恐ろしいまでに綺麗。

現在は女優としてはもちろん、ファッションデザイナーとしても活躍されています。

まとめ

アメリカン・ビューティーのあらすじとネタバレ、キャストを紹介しました。

単なる家族の物語だけでなく、アメリカの家族像や社会など皮肉に描かれています。

興味のある方はぜひご覧になってください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。