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ゼログラビティのあらすじネタバレとラスト結末も|キャスト紹介や各国での評価も紹介

この記事では、「ゼロ・グラビティ」のあらすじとネタバレ、キャストについて紹介します。

「ゼロ・グラビティ」は、無重力空間〈ゼロ・グラビティ〉に突如放り出された医療技師と宇宙飛行士の二人に襲いかかる宇宙の脅威を描いたSF・パニック映画です。

この映画をまだ観ていない方も、好きな方も、是非読んで、参考にしてみてください。

ゼロ・グラビティの作品詳細情報

公開:2013年12月13日(全米公開2013年10月04日)

原題:Gravity

上映時間:91分

監督:アルフォンソ・キュアロン

製作:ヘイデイ・フィルムズ

出演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー、エド・ハリス

「天国の口、終りの楽園」や「トゥモロー・ワールド」、「ROMA/ローマ」と次々と話題作を生み出す、アルフォンソ・キュアロン監督が、宇宙を舞台に描いた「ゼロ・グラビティ」。

「現実の宇宙に限りなく近い」と、アプロ11号に搭乗した宇宙飛行士も認めたほど、美しい宇宙の描写は必見です。

また実際に宇宙にいるかのような映像を撮影したエマニュエル・ルベツキは、本作でアカデミー賞撮影賞を受賞し、翌年の2014年には「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」、そして2015年には「レヴェナント:蘇えりし者」でも受賞を果たし、史上初の三年連続受賞という快挙を成し遂げました。

ゼロ・グラビティのあらすじ

地球の上空600km。

温度は摂氏125度からマイナス100度の間で変動する。

音を伝えるものは、何もなく、気圧も、酸素もない。

宇宙で、生命は存続できない…。

普段は医療技師として働いているライアン・ストーン博士でしたが、自身が開発した医学用品の試作品をハッブル宇宙望遠鏡に取りつけるため、初めて船外でのスペース・ミッションに参加します。

ミッションに参加するのは、ライアン博士とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー、シャリフの3人です。

ミッションに参加するにあたり、一通りの訓練は受けてきたライアン博士ですが、初めての宇宙空間での作業に緊張をしていました。

そこにアメリカ・NASAヒューストンの管制塔から緊急の連絡が入ります。

膨大な量の宇宙ゴミの破片(スペース・デブリ)が、ライアンらに接近しているため、至急、スペースシャトル「エクスプローラー号」に避難するようにとのことでした。

ロシアが自国の人工衛星を破壊したところ、他の人工衛星も連鎖的に破壊され、宇宙ゴミとして拡散してしまう「ケスラーシンドローム」が発生したというのです。

ライアンらは急いで船内に避難しようとしますが、間に合いませんでした。

シャリフはデブリが頭部に直撃し即死、ライアンとマットも宇宙空間に放り出されます。

以降は結末に向けてネタバレを含みますので、結末が知りたくない場合は飛ばしてください。

ライアンは、マットとも離れ離れになり、パニック状態による過呼吸で宇宙服の酸素の残りも少なくなります。

もう駄目だとライアンが諦めかけたその時、マットがライアンを見つけだし、ロープでお互いの身体をつなぎます。

そしてふたりは、宇宙服のスラスター(噴射装置)を利用して、「エクスプローラー号」に戻ります。

しかし「エクスプローラー号」は大破しており、船内にいた乗組員も全員亡くなっていました。

2人は「エクスプローラー号」で地球に帰還することを諦め、マットは、ISS(国際宇宙ステーション)に向かうことをライアンに提案します。

ISSのソユーズ(使い捨てロケット)を使って、大気圏に突入するというのです。

マットはライアンとともに、スラスターを使いながら、ISSを目指します。

絶望的な状況にネガティブになるライアンの気を紛らせるため、マットはライアンの故郷を聞きます。

ライアンの故郷はイリノイ州のレイクズーリックでした。

マットは「今、地上にいたら何をするか」と聞くと、ライアンは「車の中でラジオを聞く」と答えます。

ライアンには4歳になる娘がいましたが、幼稚園の鬼ごっこで頭を打って死んでしまいました。

娘の死の報告を受けたのが車中だったため、ライアンは娘の死以来、車中に居続けるのが習慣になっていたのです。

ISSに近づいてみると、ISSのソユーズもデブリが当たったことでパラシュートが開いており、大気圏への突入は難しいことが分かります。

ライアンはISSに掴まることができたものの、マットは掴むことができず、ISSからどんどんと離れていきます。

ライアンとマットは命綱のロープで繋がれているため、マットがISSから離れてしまうと、ライアンも引きずられてしまいます。

ライアンは懸命にマットを引き寄せようとしますが、マットは無理だと言い、ライアンを助けるために、自らロープを切るのです。

そしてライアンに、「ソユーズで、大気圏へ突入することは難しいが、中国の宇宙ステーション『天宮』へは行ける。天宮のソユーズ『神舟(シェンズー)』を使って、地球を目指せ」と指示しました。

宇宙服の酸素がなくなり、意識が朦朧としながらも、ライアンはISSの居住区画に入り、居住区画が酸素で満たされたことを確認してから、ヘルメットを外します。

一息ついたライアンは、船内の通信システムを使って、マットと交信を試みますが、できませんでした。

しばらくしてISSの一角で火災が発生している事に気づきます。

ライアンは必死で消火しようとしますが、炎は燃え広がるばかり。

ライアンは遮断措置を取り、ソユーズに避難、ソユーズをISSから離脱させます。

しかし、開いていたパラシュートのワイヤーがISSに絡まり、うまく離脱できません。

ライアンは船外に出てパラシュートの切り離し作業をします。

すると、再び膨大な量のデブリが、襲ってきました。

なんとかパラシュートを切り離し、船内に戻ったライアンは、「天宮」に向かって発進させようとしますが、動きません。

姿勢制御で燃料を使い果たしてしまっていたのです。

AM無線で救助を求めると、地球の電波を拾ってしまい、アニンガという人物と繋がります。

赤ん坊をあやすアニンガの声を聞き、死別した娘を思い出したライアンは、彼女がいるであろう死後の世界に思いを馳せ、船内の酸素供給を止め、死を受け入れ、目をつむります。

その時、突然、ソユーズの窓を外からノックする音が聞こえ、ライアンは目を覚ます。

そこにいたのは何とマットでした。

マットは船内に入ると酸素供給を再開させ、希望を捨てないようライアンを諭します。

そして着陸時の逆噴射装置を利用して「天宮」に近づくようアドバイスをするのです。

もう一度、生きようと決意したライアンは再び目を開くとそこにマットはいませんでした。

幻だったのです。

ライアンは酸素供給を再開させ、彼の助言通り、逆噴射エンジンを作動させて、ソユーズを「天宮」に向かわせます。

「天宮」に接近すると、宇宙服ひとつで宇宙に出て、消火器の逆噴射を使って、「天宮」に辿り着きます。

ライアンは天宮のソユーズ船である「神舟」に乗り込み、起動に成功します。

「神舟」は落下し、大気圏に突入していきます。

着陸前にヒューストンから「身元の確認と救助の準備はできている」と交信がありました。

パラシュートが無事に開き、湖に着水します。

大気圏に突入した際、船内も出火したことより、ライアンはいそいでハッチを開きます。

重い宇宙服を水中で脱ぎ捨てながら、泳いで陸に向かいます。

陸にたどり着いたライアンは、地球の重力(Gravity)を感じます。

そしてゆっくりと立ち上がり、歩き始めます。

生きていることを実感しながら…。

ゼロ・グラビティをみての感想

 

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「無重力」という意味を持つ「ゼロ・グラビティ」をタイトルとした本作ですが、原題は「Gravity(重力)」となっており、邦題と異なっています。

この「Zero Gravity(無重力)」と「Gravity(重力)」という言葉は、本作において、本来の意味とは異なる、もうひとつの意味を持っています。

「Zero Gravity(無重力)」とは、本作において、「死と隣り合わせの状況」や「生と死の境界」という意味があります。

本作の冒頭で、宇宙(=無重力空間)について、このように説明しています。

「地球の上空600キロ。温度は摂氏125度からマイナス100度の間で変動する。音を伝えるものは何もない。気圧もない。酸素もない。宇宙で生物は生きられない」と。

宇宙では、宇宙ゴミ(スペース・デブリ)が飛び交い、運悪く当たれば間違いなく死にます。

まさに「死と隣り合わせの空間」です。

そんな宇宙に漂っているのが、ライアンです。

ライアンには4歳になる娘がいましたが、事故で亡くし、助けることのできなかった自分を責めていました。

ライアンは、次々に襲いかかる宇宙の試練に何度も諦めようとします。

死を受け入れようとするのです。

そんなライアンを引き止め、地球に帰るよう導くのが、マットです。

地球、すなわち重力のある世界です。

無重力状態ではない、重力は、本作において、死から遠く離れた「生」や「生きること」を意味します。

そしてライアンは地球に帰還し、重力を感じながら、一歩また一歩と大地を踏みます。

「ゼロ・グラビティ」は単なる宇宙からの生還劇ではありません。

娘の死をきっかけに、死を選ぼうとした一人の女性が、もう一度、生きることを決意する物語でもあるのです。

「生きること」を強調した原題の「Gravity」と、「生と死の間にある緊迫した状況」を強調した邦題。

どちらも意図があり、素敵ですね。

皆さんはどちらのタイトルがお好きですか?

ゼロ・グラビティのスピンオフムービー

「ゼロ・グラビティ」ですが、実は、スピンオフ映画もあります。

アルフォンソ・キュアロン監督の息子であるホナス・キュアロンが監督を務めた「Aninagaaq」です。

「ゼロ・グラビティ」に登場するシーンの1つと、密接にリンクしています。

全編公開されていますので、是非、チェックしてみてくださいね。

ゼロ・グラビティのキャスト情報

ライアン・ストーン役(サンドラ・ブロック)

 

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メディカル・エンジニアとして、スペースシャトル「エクスプローラー」号に乗るライアン・ストーン。

娘を亡くしたことが原因で、心に深い傷を負っています。

ライアンを演じるのは、サンドラ・ブロックです。

アカデミー賞主演女優賞を受賞した「しあわせの隠れ場所」のほか、「スピード」や「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」などに出演しています。

また「オーシャンズ8」では、ジョージ・クルーニー演じるダニー・オーシャンの妹役を演じました。

 

マット・コワルスキー役(ジョージ・クルーニー)

 

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ライアンとともに、「エクスプローラー」号に乗るベテラン宇宙飛行士。

おしゃべり好きのマットを演じるのは、ジョージ・クルーニーです。

テレビシリーズ「ER緊急救命室」の主要キャストを演じ、知名度を上げ、「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」では、バットマン役を演じました。

また「オーシャンズ11」シリーズや「シリアナ」、「マイレージ、マイライフ」、「ファミリー・ツリー」などにも出演しています。

まとめ

「ゼロ・グラビティ」のあらすじについて、紹介しました。

無重力空間〈ゼロ・グラビティ〉で、次々に襲いかかる宇宙の脅威は、思わず息をすることを忘れてしまいます。

興味のある方は是非、一度ご覧になってください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。