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映画クレイマークレイマーのあらすじネタバレと感想|親権問題・フレンチトーストは家庭の味

この記事では、「クレイマー、クレイマー」のあらすじとネタバレ、キャストについて紹介します。

両親の離婚をきっかけに深まる親子の絆を描いた「クレイマー、クレイマー」。

この映画をまだ観ていない方も、好きな方も、是非読んで、参考にしてみてください。

クレイマー、クレイマーの作品詳細情報

公開:1980年04月05日(全米公開1979年12月08日)

原題:Kramer vs. Kramer

上映時間:105分

監督:ロバート・ベントン

製作:コロンビア・ピクチャーズ・インダストリーズ

出演:ダスティン・ホフマン、メリル・ストリープ

エイヴリー・コーマンの同名小説をロバート・ベントンが映像化した「クレイマー、クレイマー」。

ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープという2大演技派俳優が共演したことでも話題になりました。

公開当時、アメリカの社会問題となっていた離婚と親権争いを真正面から描いた本作は、第52回アカデミー賞で作品賞を含む5部門に選ばれました。

クレイマー、クレイマーのあらすじ

舞台はニューヨークのマンハッタン。

仕事第一のテッド・クレイマーは、家事や育児は全て妻のジョアンナに任せっきりでした。

仕事でも優秀な成績を残しているテッドは、次期役員候補のひとりでした。

そんなある日、妻のジョアンナは家庭を顧みないテッドに呆れ、息子のビリーを置いて家を出て行ってしまいます。

突然、父と息子だけの共同生活が始まりました。

これまで家庭を顧みなかったテッドは、慣れない家事や育児に大苦戦します。

最初は全く噛み合わない親子でしたが、徐々に2人の絆は深まっていきます。

父子だけの共同生活も1年が経ったある日、テッドのもとにジョアンナから電話が来ます。

久しぶりに再会することとなったテッドとジョアンナでしたが、ジョアンナはテッドに「親権を譲って欲しい」と頼みます。

ビリーの親権はテッドに渡すことを一度認めていたにも関わらず、後になって親権を返して欲しいというジョアンナにテッドは怒り、裁判所に申し立てをします。

以降は結末に向けてネタバレを含みますので、結末が知りたくない場合は飛ばしてください。

そんなある日、テッドは働いていた会社をクビになります。

仕事より家庭そしてビリーを優先し、会社の成績が下がったためでした。

失業中のテッドが養育権を勝ち取れる見込みはなく、テッドは急いで職を探します。

ようやくテッドは職を見つけ、裁判は始まりました。

しかしテッドの新しい職場の給与が以前より低いことと家庭を顧みなかった過去があることを問われ、テッドは敗訴します。

ビリーの養育権は、ジョアンナのもとに渡ったのです。

ビリーと共に暮らすことが何よりも人生の幸せとなっていたテッドは落ち込みます。

ビリーの引き渡しの日が来ました。

テッドの朝食を作り、ビリーとの最後のひとときを過ごしていました。

するとジョアンナから電話があり、「アパートの前に来て欲しい」と彼女は言います。

テッドは慌てて彼女のもとに行くと、ジョアンナは「ビリーのことは愛しているが、彼のためを思えば、連れて行くのは良くない。彼の家はここよ」と言います。

そしてビリーに気持ちを伝えるためジョアンナは1人でビリーのもとに向かいます。

テッドはエレベータに乗り込むジョアンナを静かに見守るのです。

クレイマー、クレイマーをみての感想

 

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「クレイマー、クレイマー」は、公開当時、アメリカの社会問題になっていた離婚と親権争いを描いた作品です。

そして離婚における問題は、現代においても大きな問題となっています。

人間は一方を善とすると、他方を悪であると解釈しがちです。

離婚裁判はまさにその典型的な例と言えます。

でも本当にそうでしょうか?と「クレイマー、クレイマー」は私たちに投げかけます。

今まで家庭を顧みなかった男はこの先もずっと変わることはできないのでしょうか?

女性が一度家庭を捨て、自立した生き方をしてみたいと願うことは悪なのでしょうか?

「クレイマー、クレイマー」では、子どもの親権を巡り、テッドとジョアンナが裁判を行います。

結果的に、テッドは裁判に敗れます。

しかしその後、ジョアンナは裁判の結果に背き、テッドに親権を譲ります。

それはまるで、どちらかが善でどちらかが悪であるという考え方は間違っていると言っているようです。

いくら切ろうと思っても簡単には切れないのが家族の絆であり、夫婦の絆です。

それは離婚しても同じです。

「クレイマー、クレイマー」は、一度、失敗したからといって、悪にはならない。

間違いに気づいたら、いつでもやり直せると、優しく背中を押してくれているような作品に感じるのです。

クレイマー、クレイマーのキャスト情報

テッド・クレイマー役(ダスティン・ホフマン)

 

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家庭を顧みず、仕事第一のエリート会社員。

妻が家を飛び出し、一人で子どもを育てることになり、子どもとの時間の大切さに気づきます。

テッドを演じるのは、ダスティン・ホフマンです。

1967年公開の「卒業」で、年上の女性と同年代の女性との間で揺れ動く大学生役を演じ、一躍有名となります。

その後も「真夜中のカーボーイ」や「パピヨン」、「大統領の陰謀」など話題作に立て続けに出演します。

また「クレイマー、クレイマー」と「レインマン」で、2度のアカデミー賞主演男優賞を受賞しました。

近年は、「カンフー・パンダ」シリーズに声優として出演しています。

ジョアンナ・クレイマー役(メリル・ストリープ)

 

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テッドの妻。

家庭を顧みないテッドとの関係に行き詰まり、息子を置いて家を飛び出します。

ジョアンナを演じるのは、メリル・ストリープです。

1978年公開の「ディア・ハンター」でロバート・デ・ニーロの相手役を演じ、一躍スターとなります。

「クレイマー、クレイマー」でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、「ソフィーの選択」や「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」でアカデミー賞主演女優賞を受賞しました。

近年では、「マンマ・ミーア」シリーズや「メリー・ポピンズ リターンズ」、「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」、「ビッグ・リトル・ライズ(テレビシリーズ)」などに出演しています。

まとめ

「クレイマー、クレイマー」のあらすじについて、紹介しました。

離婚をきっかけに、自身そして親子のあり方に必死で向き合うテッドの姿には、胸を揺さぶられます。

興味のある方は是非、一度ご覧になってください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。