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映画ニューシネマパラダイスのあらすじネタバレと感想|キャスト紹介・ラストの結末も

この記事では、イタリア映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のあらすじネタバレと豪華キャストについて紹介します。

数々の映画賞を受賞し、映画史に残る不朽の名作と言われ、世界的に低迷していたイタリア映画を復活させたとも言われています。

日本では、1989年12月に200数席ほどのシネスイッチ銀座で、40週もの連続上映が行われ、この1館だけで約30万人近い動員を果たす大ヒットを記録しました。

この記録は、単一映画館における興行成績としては、未だに破られていません。

ニュー・シネマ・パラダイスの作品詳細情報

公開:1989年12月16日(全伊公開1988年11月17日)

原題:Nuovo Cinema Paradiso

上映時間:155分 124分(国際版) 170分(ディレクターズカット版)

監督:ジュゼッペ・トルナトーレ

製作:フランコ・クリスタルディ

主演:フィリップ・ノワレ/ジャック・ぺラン/サルヴァトーレ・カシオ/マルコ・レオナルディ 他

中年を迎えた映画監督が、映画に魅せられた少年時代の出来事と青年時代の恋愛を回想する物語です。

感傷と郷愁、映画への愛情が丁寧に描かれた作品です。

本作はいくつかのバージョンで発表されています。

イタリアで公開されたオリジナル版は上映時間155分でしたが、興行成績が振るわなかったため、ラブシーンなどをカットして124分に短縮されて国際的に公開され、成功しました。

その後、2002年に170分のディレクターズカット版が公開され話題になりました。

ニュー・シネマ・パラダイスのあらすじ

物語は現代のローマから始まります。

深夜に帰宅した映画監督のサルヴァトーレは、留守中に母から電話があったことを一緒に住んでいる恋人から聞きます。

少年時代から親しくしていた映画技師のアルフレードが死んだという内容でした。

サルヴァトーレは、ベッドに横になりながら、アルフレードと共に過ごした日々に思いを馳せていました。

第二次世界大戦終結から間もないころ、「トト」と呼ばれていた幼いサルヴァトーレ少年は、シチリア島の僻地の村で、母と妹と暮らしていました。

父は戦争でロシアに行ったまま消息がわからなくなっていました。

当時、村の中心の広場に面した教会を兼用した小さな映画館だけが、村の娯楽施設でした。

外界から隔絶された村人たちにとって、その映画館は村の外に通じるたった一つの窓でした。

週末になり、劇場で映写機が回り出すと、アメリカ映画の中で描かれる想像を超えた豊かさや、保守的な村ではありえないロマンティックな男女関係に、村人たちは魅了されていました。

新作の輸入映画が封切られる夜は、村人たちが映画館に集まり、スクリーンに声援を送ります。

また、本来あるべきラブシーンは、教会の謹厳な司祭によってカットされており、村人たちは、揃ってブーイングを鳴らしていました。

映画技師のアルフレードは、司祭からキスシーンなどの注意を受けるたび、映画のフィルムをカットしていました。

映画に魅了されたトトは、何度も映写室に入りこんでいました。

そのたびにアルフレードはトトを叱りつけますが、親近感を寄せ、トトは映写機の操作を見様見真似で覚え始めます。

ある日トトは、ラブシーンをカットしたフィルムをアルフレードに譲ってほしいとねだりますが、拒否されてしまいます。

上映が終わるとまたつなげて配給会社に戻す必要があるからです。

それでも映写室には、カットされたフィルムのかけらがあり、トトはひそかにそれを持ち帰って集めていました。

そんなとき、妹のいたずらでトトが集めていたフィルムが燃えてしまいます。

母は、怒り狂いフィルムをトトに渡したアルフレードを責めましたが、トトは、母に正直に「自分が勝手にフィルムを盗んだだけで、アルフレードのせいではない」と言います。

この出来事がきっかけで、トトとアルフレードの間には、見えない友情の絆ができました。

数日後のある晩、映写中にフィルムの発火事故が発生し映画館が全焼してしまいます。

トトの必死の救助でアルフレードは一命を取り留めますが、炎に包まれたアルフレードは、片足が不自由になり、火傷で視力を失ってしまいます。

やがて父の戦死認定が下され、トトは新しく立て直された映画館「新パラダイス座」で、子供ながら映写技師として働き、家計を支えるようになりました。

以降は結末に向けてネタバレを含みますので、結末を知りたくない場合は飛ばしてください。

月日が流れ、青年になったトトは、自分で映画を撮るようになっていました。

その頃トトは、銀行家の娘・エレナに恋をし、何度もアタックした結果、両想いになります。

しかしエレナの父は、2人の交際を認めませんでした。

同じ頃トトは徴兵されることになり、ローマへいくことになってしまいます。

トトは、ローマに経つ前日の夕方5時に映画館で会うことをエレナと約束します。

トトはエレナと駆け落ちしようと、考えていたのです。

しかし結局エレナは現れませんでした。

徴兵が終わり数年ぶりに村に帰ると、映写室には別の男が座り、エレナは両親とともにパレルモに引っ越ししており、音信不通になっていました。

落ち込むトトに、アルフレードは「若いのだから、外に出て道を探せ、村にいてはいけない、そして帰ってきてはいけない」と言い聞かせます。

アルフレードはさらに「人生はお前が観た映画とは違う、もっと困難なものだ」とトトに伝えます。

トトはアルフレードに言われた通り、列車でローマに向け旅立っていきました。

それから30年が経過しました。

トトことサルヴァトーレは、大人になり、映画監督として大成していました。

ある程度の地位を築き、誰もが認める実力者です。

サルヴァトーレは、アルフレードの葬儀に参列するため、数年ぶりに故郷の村に帰ってきました。

村に戻ったサルヴァトーレは、母と妹に会いました。

そこで、新パラダイス座は閉館し、もうすぐ駐車場になることを聞かされます。

さらに、アルフレードの形見として映画のフィルムを渡されました。

葬儀後、サルヴァトーレは、村のカフェでエレナと生き写しの少女を見かけて動揺します。

少女のあとをつけると、サルヴァトーレの幼馴染ポッチャとエレナが結婚し、娘が生まれていたことを知りました。

サルヴァトーレはエレナと再会し、徴兵でローマに行く前日なぜ、映画館に来てくれなかったのかと彼女を責めます。

エレナは、家族と離れることがどうしてもできず、アルフレードに言づてを頼んだが、断られたので、引っ越し先の住所とメッセージを上映メモの裏に記し、映写室の壁に残したのだと説明しました。

アルフレードは、サルヴァトーレが村を離れて自分の道を進めるようにするため、エレナにサルヴァトーレと別れるように説得していたのです。

そのことを初めて知ったサルヴァトーレは、アルフレードに怒りを覚えますが、エレナは「私と結婚していたら素晴らしい映画は撮れていなかった」と言いました。

サルヴァトーレとエレナは、車のなかでキスをし、束の間お互いの愛を確かめます。

その後サルヴァトーレは、閉館している新パラダイス座を訪れます。

埃だらけの映写室で、無数の上映メモを調べ、ようやくエレナからのメッセージを読みました。

ふたたび村を離れる前に、サルヴァトーレがエレナに電話すると「あの夜の夢は忘れましょう」と告げられます。

サルヴァトーレはローマに戻り、試写室でアルフレードの形見のフィルムを見ました。

それは、かつて司祭の検閲でカットされたキスシーンだけを集めて繋げたフィルムでした。

サルヴァトーレは、それを見ながら涙を流しました。

ここで物語は幕を閉じます。

ニュー・シネマ・パラダイスの感想

 

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映画への無償の愛を感じることができる素晴らしい作品です。

ディレクターズカット版を見たときに作品の長さまったく違うことに驚きましたが、新たに収録された内容で、アルフレードのサルヴァトーレへの本当の愛情がわかり、胸があつくなりました。

今では、ディレクターズカット版と劇場公開版と両方を見ることができますが、ストーリーをとことん追求したい人にはディレクターズカット版、多くを細かく語らないのがいいと言う人には、劇場公開版がおすすめです。

どちらも1つの作品として楽しむことができる点が、本作が不朽の名作と言われている所以ではないでしょうか。

ニュー・シネマ・パラダイスのキャストは?

サルヴァトーレ・ディ・ヴィータ(中年期)役(ジャック・ぺラン)

 

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フランス・パリ出身のジャック・ぺランは、端正な顔立ちと繊細な演技で知られる名俳優です。

近年は、プロデューサーとしての活躍が目立ちますが、映画やテレビドラマ、パリでは舞台にも出演し今でも存在感を示しています。

アルフレード役(フィリップ・ノワレ)

 

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フランス出身のフィリップ・ノワレは、パリの演劇学校で演技を学び、舞台俳優として活躍します。

その後映画にも出演し、出演作品は100本を超え、フランス映画を代表する俳優の1人となりました。

まとめ

 

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イタリア映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のあらすじについて紹介しました。

公開から長い年月が過ぎても語り継がれる名作です。

映画を通して描かれる登場人物たちの深い愛の形は、いつ見ても感動し、私達の心を豊かにしてくれます。

興味のある方は、ぜひ一度ご覧になってみてください。

最後まで読んでくださりありがとうございました。