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ニンフォマニアック1のあらすじネタバレとラスト結末|性依存映画の評価とみんなの感想も

この記事では、「ニンフォマニアック vol.1」のあらすじとネタバレ、キャストについて紹介します。

性依存症の1人の女性の生涯を描いた「ニンフォマニアック vol.1」。

この映画をまだ観ていない方も、好きな方も、是非読んで、参考にしてみてください。

ニンフォマニアック vol.1の作品詳細情報

公開:2014年10月11日(全米公開2014年03月21日)

原題:Nymphomaniac

上映時間:117分

監督:ラース・フォン・トリアー

製作:ゼントロバ・ピクチャーズ

出演:シャルロット・ゲンズブール、ステラン・スカルスガルド、ステイシー・マーティン

幼少時から性に執着し、様々な男と身体を重ねてきたニンフォマニアック(色情狂)の女性の半生を描いた2部作の前編。

デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアーが監督を務めた本作は、「アンチクライスト」・「メランコリア」に続く、「鬱三部作」の最終作です。

シャルロット・ゲンズブールをはじめ、ステラン・スカルスガルドやシャイア・ラブーフ、ユマ・サーマンと豪華なキャストが集結したことでも話題になりました。

ニンフォマニアック vol.1のあらすじ

ある冬の晩、初老のセリグマンは路地裏で1人の女性が倒れているのを発見します。

急いで彼女のもとに駆け寄り救急車を呼ぼうとしますが、女性は必要ないと言います。

寒い冬の晩に女性1人を放っておくわけにはいかず、セリグマンは困惑します。

仕方なく彼は、女性を自宅に連れ帰り、介抱することにするのです。

そしてジョーと名乗る女性はセリグマンに自身の半生を語り始めます。

以降は結末に向けてネタバレを含みますので、結末が知りたくない場合は飛ばしてください。

第1章:釣魚大全

ジョーは幼い頃から自身の性に興味を抱き、15歳の時に憧れだった青年ジェロームと初体験を済ませます。

しかし、それはときめくようなものではなく、彼への想いも次第に消えていきます。

やがてジョーは親友の影響もあり、自由奔放な学生生活を送ります。

そんなある日、幼馴染のBと共に、挑発的な服装で列車に乗り込み、どちらが多くの男性を誘惑して関係を持てるかというゲームを始めます。

そして次第に、ジョーは複数の男性と身体を重ねることに抵抗がなくなっていくのです。

第2章:ジェローム

ある日、ジョーはとある印刷会社の秘書として働くことになります。

しかしそこで、初恋の青年ジェロームと再会します。

ジェロームはジョーと再び関係を求めますが、ジョーはそれに答えることはありませんでした。

第3章:H夫人

数年が経ち、ジョーはひとりの既婚者と関係を持ちます。

男はジョーに惚れ込み、妻と3人の子供を捨て、離婚を決意します。

男は離婚をし、ジョーと一緒に暮らそうとした矢先に、男の妻と子供がジョーの家にやってきます。

そして妻は不倫をしていた男を激しく咎めます。

そこに、ジョーと関係を持っていた別の1人の青年がやってきます。

男の家族、そして青年の人生が、ジョーによって大きく壊れた瞬間でした。

しかし、それでもジョーは複数の男と身体を重ねることをやめませんでした。

第4章:せん妄

ある日、ジョーの父親が病に侵され、寝たきりになってしまいます。

ジョーにとって、父親は唯一、彼女を心から愛してくれる人でした。

しかしジョーの願いも虚しく、父親の容態は日に日に悪化していきます。

ジョーは父親の死期が近付ていることを受け入れることができず、これまで以上に多くの男性と関係を持つようになっていきます。

そして父親は、彼女が病院のスタッフと身体を重ねている時に、静かに亡くなるのです。

第5章:リトル・オルガン・スクール

その後も、彼女は複数の男性と関係を持つことをやめることはありませんでした。

まるで日々の習慣のように、毎日10人近くの男性と過ごしていました。

ある日、ジョーは散歩中にジェロームと再会し、再び関係を持つことになります。

しかし、ある日を境に彼女の心情に変化が生まれてくるのです…。

(ニンフォマニアック vol.2へと続く)

ニンフォマニアック vol.1をみての感想

 

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「ダンサー・イン・ザ・ダーク」や「アンチクライスト」など、過激な表現で常に物議をかもすデンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー。

そんな彼が「ニンフォマニアック」で題材として選んだのは、「性依存症の女性」の物語でした。

トリアーは露骨な性描写や残忍な描写から、「女性蔑視」や「人間嫌い」の作家として多くの批判を浴びています。

しかし彼の作品を見てみると、決して「女性」や「人間」を軽蔑している訳ではないように思えます。

むしろ人間という生き物を愛したい、理解したいからこそ、人間の本性をありのままに描くことにこだわっているように感じるのです。

トリアー作品の特徴として、常に「救済を求める人々」を描いています。

しかし「救われたい」と、どれほど願っても決して救われることはありません。

それは「ニンフォマニアック」のジョーも同じです。

彼女も「人々に愛されたい」と願えば願うほど、関係を持った相手、そして自分自身を傷つけていくことになります。

トリアーは人間という存在に対し、正面から描いているからこそ、人間の持つ闇の部分、この世界の矛盾を描けるのかもしれません。

ニンフォマニアック vol.1のキャスト情報

ジョー役(シャルロット・ゲンズブール)

 

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路上に倒れていたところ、年配の男セリグマンに助けられ、自身の半生を語り始めます。

ジョー役を演じるのは、シャルロット・ゲンズブールです。

イギリス・ロンドン出身の彼女は、「残火」でカトリーヌ・ドヌーヴの娘役を演じ、映画デビューを果たします。

その後も「アイム・ノット・ゼア」や「アンチクライスト」、「最終目的地」などに出演しています。

また俳優だけではなく、歌手としても活躍しており、セカンド・アルバムの「5:55」はフランス国内だけで50万枚を超える大ヒットを記録しました。

セリグマン役(ステラン・スカルスガルド)

 

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路上で倒れているジョーを見つけ、家に連れて帰り、介抱します。

セリグマンを演じるのは、スウェーデンの名優ステラン・スカルスガルドです。

本作の監督であるラース・フォン・トリアーの「奇跡の海」や「ダンサー・イン・ザ・ダーク」、「ドッグヴィル」に出演し話題となり、その後も「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」や「マンマ・ミーア!」、「アベンジャーズ」などハリウッドの大作映画に数多く出演しています。

最近では、チェルノブイリ原子力発電所事故を描いたTVシリーズ「チェルノブイリ」にも出演しました。

まとめ

「ニンフォマニアック vol.1」のあらすじについて、紹介しました。

過激な表現で常に物議をかもしているラース・フォン・トリアーが描く、1人の女性の「性」の物語。

興味のある方は是非、一度ご覧になってください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。