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ローズマリーの赤ちゃんのあらすじネタバレ・ラスト結末と感想|ミア・ファローの演技がすごい

この記事では、1968年に公開されたカルト映画「ローズマリーの赤ちゃん」のあらすじネタバレと豪華キャストについて紹介します。

ロマン・ポランスキー監督のハリウッドデビュー作で、この作品をきっかけにオカルトブームが到来したと言われています。

後に続編が制作されるなど、多くの映画ファンを魅了しました。

ローズマリーの赤ちゃんの作品詳細情報

公開:1969年1月11日(全米公開1968年6月12日)

原題:Rosemary`s Baby

上映時間:136分

監督:ロマン・ポランスキー

制作:パラマウント映画

出演:ミア・ファロー/ジョン・カサヴェテス/シドニー・ブラックマー/ルース・ゴードン 他

いわくつきのアパートに引っ越しきた夫婦が、追いつめられる恐怖を描いています。

今でもカルト的な人気がある作品で、公開から50年以上経っていますが、いまだに見ていて楽しめる本当にすごい映画です。

出ている俳優たちの名演技にも注目です。

ローズマリーの赤ちゃんのあらすじ

1965年のアメリカ、ニューヨークで若い女性ローズマリー・ウッドハウスは、夫のガイとともに新居を探していました。

ガイは、テレビドラマやCMに少し出演しているだけの、売れない俳優でした。

不動産会社の管理人に案内されたアパートの部屋は、築年数はありましたが、交通の便もよく、家賃も格安でした。

前住人は亡くなっていますが、この部屋でなく病院でずっと意識不明のまま数日前に亡くなっていました。

ローズマリーは、それを聞いて安心し、すぐに契約を決めました。

クローゼットの前になぜかタンスが置かれており、タンスを移動させてみると、中には掃除機が入っていました。

ローズマリーとガイは、なぜ前住人がタンスをクローゼットの前に動かしたのか、不思議に思いましたが、深くは考えませんでした。

ローズマリーの育ての親であり、良き友人の初老の男性童話作家エドワード・ハッチは、あのエリアはいわくつきだから、やめておいたほうがいいとローズマリーに忠告します。

そのエリアでは、昔不審死が続いていたことがあるのです。

しかしローズマリーとガイは、昔のことだからと、気にも留めず早速引っ越しをして、内部のリフォームを行い、住み始めました。

隣人は、初老の夫婦ローマンとミニーのカスタベット夫婦でした。

夫婦は、テレサ・ジオノフリオという若い黒人女性を養女にしていました。

ローズマリーは、テレサと地下のコインランドリーで会いました。

その時テレサは、自分が麻薬におぼれていた時、カスタベット夫婦が拾ってくれたこと、そのことに感謝していることを、ローズマリーに話してくれました。

その夜、テレサは飛び降り自殺します。

ちょうど夫婦が外出していたときで、遺書もありました。

ローズマリーは、警察に「テレサは幸せそうで、カスタベット夫婦に感謝していた」と証言します。

この事件がきっかけで、ローズマリーとカスタベット夫婦の仲が縮まりました。

翌日妻のミニーは、ローズマリーの部屋を訪ねてきました。

ずかずかと部屋に入ってきて、あれこれ物色するミニーでしたが、親切な人物であることに違いありません。

ミニーから夕食に誘われたローズマリーは、気乗りしませんでしたが、テレサを亡くしたばかりで、断りきれず引き受けてしまいます。

帰宅したガイは、主役を別の俳優に取られて落胆していました。

ローズマリーとガイは、1回きりと割り切って、その日のカスタベット夫婦の夕食の誘いに向かいます。

ところが行ってみると、夫のローマンが芝居好きで、ガイと話が弾みます。

始めは、しぶしぶ行っていたガイですが、それ以降頻繁にローマンのところに足を運ぶようになりました。

ローズマリーの方はというと、ミニーが同じアパートに住むローラ・ルイズという初老の女性と一緒に、昼間から勝手に上がり込んでくることに、閉口していました。

2人は、勝手にソファに座り、ミニーは編み物、ローラは刺繡を始めてしまいます。

ローズマリーは、帰ってくれと言えません。

するとミニーが引っ越し祝いだと言って、ペンダントをプレゼントしてくれました。

それは、自殺したテレサがしていたものとお揃いのペンダントでした。

そのペンダントには、「タニス草」という聞きなれない薬草が入っていました。

ガイはもらったものだから使えよと言いましたが、独特なにおいが嫌だったローズマリーは、宝石箱にしまってしまいます。

その頃からガイの仕事は、順調になりました。

芝居の主役をする予定だった俳優が失明してしまったため、ガイに主役が回ってきたのです。

ガイは、複雑な気持ちでしたが、頑張ろうと心に決めました。

そしてローズマリーに「子供を作ろう」と言います。

ガイとローズマリーはムーディなディナーで雰囲気作りをします。

そこへミニーの訪問がありましたが、ローズマリーは今日は入ってこないでほしいと思いました。

その気持ちが伝わったのか、対応したガイがうまく断ってくれたようで、ミニーはデザートだけおいて、帰っていきました。

ミニーからもらったデザートは、変な味がしてローズマリーは半分ほど食べて捨ててしまいました。

その直後、ローズマリーは気分が悪くなってしまいます。

ガイは、ローズマリーを抱えてベッドへ運ぶと脱いだ方が楽だと、服を脱がせて寝かしつけます。

ローズマリーがウトウトしていると奇妙な夢を見ました。

アパートの住人が裸体で集まって自分を取り囲み、自分の胸には血でマークが描かれ、両足を拘束される夢でした。

そして赤い顔の毛むくじゃらな悪魔に犯され、それをアパートの住人が見守っていました。

「悪魔が私を」と夢の中で、ローズマリーが言いますが、法王のような人物が「許す」と言いました。

その人物の指には、ミニーからもらったペンダントと同じ形の指輪がはまっていました。

翌朝起きたローズマリーの身体には、たくさんのひっかき傷がありましたが、ガイは「ローズマリーが寝ている間に自分が抱いた。爪は伸びてた」と言います。

その後、ローズマリーは妊娠しました。

最初は、友達に紹介してもらったヒル先生という産婦人科医に行きました。

帰宅したガイに報告すると喜び、早速カスタベット夫婦にも知らせに行きます。

夫婦は、シャンパンをもってお祝いに来てくれました。

予定日は8月23日です。

ローズマリーはペンダントをつけました。

以降は結末に向けてネタバレを含みますので、結末を知りたくない場合は飛ばして下さい。

ミニーは、有名な産婦人科医を紹介すると言いだします。

ヒル先生にかかっているからと、ローズマリーが言っても勝手に電話で予約を取り付けます。

その産婦人科医・サパスティン医師は「出産書を読むな。友人の言葉も信じるな。ビタミン剤もいらない。ミニーが煎じた薬の方が効果的だ」と言います。

言われたとおりローズマリーは、ミニーが毎日持ってくる白い液体を飲んでいました。

ガイも手放しでカスタベット夫婦の言うことに従うので、ローズマリーは逆らえません。

ローズマリーは、言われるがまま髪の毛もベリーショートにしました。

ある日腹痛を覚えたローズマリーは、サパスティン医師に訴えますが、「骨盤が広がっているだけで、じきに収まる」と言われしまいます。

ローズマリーは、痛みがひどく眠れず、どんどん痩せていきました。

そんな時、育ての親代わりのハッチが会いに来てくれますが、ローズマリーの代わりように驚きます。

ローズマリーがハッチに、愚痴をこぼしているとローマンが訪問し、ハッチと会いました。

ローズマリーの様子がおかしいと思ったハッチは「タニス草をしらべる」と言って去ろうとしますが、その時手袋が片方ないことに気づきます。

数日後、ローズマリーは急用で会いたいというハッチに呼び出されます。

しかし時間になってもハッチは現れず、心配になったローズマリーがハッチの家に電話をかけると、グレースという女性が出て、ハッチが前の夜に倒れて意識不明になり、現在は病院で昏睡状態であると言いました。

年が明け、1966年になりましたが、ローズマリーの苦痛の日々は続いていました。

我慢の限界にきたローズマリーはある日、自分の友人ばかりを招いたパーティーを開きます。

60歳以上はお断りとして、カスタベット夫婦を暗に閉め出します。

そのパーティーでローズマリーは、友人3人に、涙ながらに痛みを訴えました。

ローズマリーは、お腹の子はすでに死んでいると思っていたのです。

友人たちは、他の医師に診てもらえとアドバイスしてくれました。

パーティーの後、不意に痛みが止まります。

すると胎児が動きました。

子供は死んだと思っていたローズマリーは、喜びます。

その後は、もう抵抗せずミニーの持ってくる飲み物を飲みます。

出産予定日3週間前、ハッチの訃報を知ったローズマリーは、葬儀に向かいます。

そこでグレースから本を手渡されました。

ハッチは「名前はアナグラム(並び替え)」と言っていたそうです。

本は「悪魔のしもべたち」というタイトルで、「タニス草 別名 悪魔の胡椒」というところに線が引かれていました。

ローズマリーは、本の中にあった写真のエドリアン・マカートの息子・スティーブンのところに線が引かれていることに気づきます。

その名前を並び替えてみると「ローマン・カスタベット」となりました。

ローズマリーは、帰宅したガイに「ローマンは悪魔のしもべだ」と訴えますが、ガイは笑い飛ばすと本を取り上げて処分してしまいます。

サバスティン医師にも話したところ「ローマンは病気で、あと2カ月の命だ」と知らされます。

そしてカスタベット夫婦は、残りの人生を楽しく過ごすと言って、旅行に出かけていきました。

ローズマリーは、ネックレスも捨て、これで気がかりがなくなったと安心しましたが、ふと気になって書店に行き「悪魔の術」という本を買いました。

その本には「悪魔のしもべが霊能を使えば、失明させ、全身の力を奪い、相手を死に至らしめることも可能」「宗派によっては、呪いをかける前に相手の衣類の1つを奪うこともある」と書かれていました。

ローズマリーは、ハッチが部屋から帰る際に、手袋が片方なくなったと言っていたことを思い出し、ローマンが悪魔教の信者で、彼の仕業ではないかと疑います。

さらに、夫ガイも呪いを使い、舞台の主役を奪い取った疑いが出てきました。

焦ったローズマリーは、サパスティン医師の元に相談しに行きますが、受付の女性からサパスティン医師がタニス草のローションを使っていることを知り、怖くなり逃げ出してしまいます。

パニックになったローズマリーは、最初に診察してもらったヒル医師の元に向かいます。

ヒル医師は、ローズマリーが出産前のヒステリー状態だと判断し、夫ガイとサパスティン医師に連絡していました。

ヒル医師の病院についたローズマリーは、そのまま連れ戻されてしまいます。

アパートの部屋に連行されたローズマリーは、助けを求めることもできず、数人に身柄を拘束され、その場で出産させられました。

ローズマリーが目覚めると、お腹の子は逆子だったため死産だったと聞かされます。

死産だと言いながらお手伝いに来ている女性は、ローズマリーが絞った母乳を大事そうに持ち帰っていました。

ある日、隣室から赤ちゃんの泣き声を聞いたローズマリーは、クローゼットの棚を外して隣室へと続く隠し扉を見つけます。

ローズマリーは、包丁を構えてその隠し扉の中に入っていくと、アパートの住人が15人ほどいました。

その中にはカスタベット夫婦もいました。

やはり彼らは、悪魔教の信者だったのです。

ローズマリーが黒い揺り籠を見つけ中をのぞくと、そこには目が悪魔になった赤ちゃんがいました。

ローズマリーは「この子の目に何を」と叫びますが、実はローズマリーが産んだ子の父親は、ガイではなくサタン(悪魔)であると明かされます。

そこにサパスティン医師がやってきてローズマリーが母だと言うと、信者たちがローズマリーを讃えました。

ショックを受けたローズマリーですが、紅茶を飲んで落ち着くと、わが子エドリアンを母として育てることを受け入れ始めていました。

そしてローズマリーは、ゆっくりと黒い揺り籠を揺らし始めました。

ローズマリーの赤ちゃんの感想

 

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ホラー映画でありながら、他のホラー映画とは違った怖さがある作品です。

通常のホラー映画であるような、とにかく怖い特殊メイク、不思議な力、不気味な動きなど、攻撃的な恐怖は一切なく、どこにでもある日常の中から、じわじわと恐怖がせりあがってくるような印象を受けました。

ローズマリーが悪魔の子供を産んで、恐怖以上に母性が上回り、カルト集団の中で子供を育てる決意をするラストシーンは、ハッピーエンドでもバッドエンドでもない不思議な感覚になりました。

個人的にローズマリーを演じた女優の演技が素晴らしかったと思います。

直接的な恐怖の表現がない中、ローズマリーを通して感じる間接的な恐怖が見ている我々を作品の世界に引き込んでくれました。

俳優の名演技があったからこそ、今でも語り継がれる名作になったのではないでしょうか。

ローズマリーの赤ちゃんのキャストは?

ローズマリー・ウッドハウス役(ミア・ファロー)

 

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カリフォルニア州出身のミア・ファローは、父親が映画監督、母親が女優という芸能一家です。

ミア・ファローは、父親の反対を押し切り、女優を志すと舞台デビューを果たします。

その後本作で映画初主演を果たし、ローズマリーの演技によって数々の賞を獲得し、トップ女優としての地位を確固たるものとしました。

ガイ・ウッドハウス役(ジョン・カサヴェテス)

 

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ニューヨーク出身のジョン・カサヴェテスは、高校卒業後演劇を学び、映画俳優としてデビューしました。

デビューするとその高い演技力から注目を集め、多くの作品に出演しました。

本作では、主役のローズマリーの夫・ガイを熱演し、印象的な演技を残しています。

まとめ

 

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カルト映画「ローズマリーの赤ちゃん」のあらすじについて紹介しました。

少しテイストの違うホラー映画を楽しみたい人におすすめの作品です。

興味のある方ぜひ一度ご覧になってみてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。