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映画ウエストサイドストーリー(2020)の日本公開はいつ?あらすじや見どころとキャスト、監督情報も!

シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」に着想を得た、アーサー・ローレンツの脚本によるミュージカル「ウエスト・サイド物語(原題:West side story)」。それが、初めてブロードウェイで演じられたのは1957年のことでした。

以降、2020年の現在に至るまで、60年以上に渡ってこの作品は世界各国の劇場で演じられてきました。日本でも、劇団四季や宝塚歌劇団など、日本を代表する劇団が、レナード・バーンスタイン作曲の数々の名曲に乗せて、何度もこの不朽の名作を舞台の上に描き出してきたのです。

「ウエスト・サイド物語」が初めて映画化されたのは、1961年。それから約60年を経て、この作品は再び映画となり、21世紀のスクリーンに蘇ることとなりました。日本でも冬の公開が決定しているこの作品の、あらすじや見どころ、キャスト情報、また原作や過去の作品についてもご紹介します。

クリス
クリス
僕、ミュージカルって苦手なんだよね。
アニー
アニー
サクっとこっから先の記事、全否定したわね。
クリス
クリス
喋ってる途中でいきなり歌い出すのが無理。毎年10作くらい観るのが限界だ。このウエスト・サイド・ストーリーの60年前の映画はDVD持ってるから何度も観たし、ブロードウェイの舞台も劇団四季のも、2年前の宝塚宙組のも観たがどうも馴染めない。宝塚のは3回観~た~♪
アニー
アニー
どハマりしてるじゃない。最後歌ってるし。

「ウエスト・サイド・ストーリー」の公開日

この作品の全米での公開は、2020年12月18日に決定しています。日本での公開は同年の12月とされていますが、何日になるかはまだ明らかにされていません。

コロナウイルスの影響で多くの新作映画が延期となりましたが、この作品の公開までにはまだまだ時間がありそうです。12月には再び映画館で映画を楽しめるようになっていて欲しいものですね。(以下のツイートはアメリカの配給元20 Century Studiosより)

「ウエスト・サイド・ストーリー」のあらすじと見どころ

舞台は、1950年代後半のニューヨーク。ポーランド系移民の若者で構成されるギャング「ジェット」と、プエルトリコ系移民のギャング「シャーク」は、街で抗争を繰り広げていました。

ジェットのリーダーであるリフは、度重なる抗争に終止符を打つため、シャークに決闘を申し込むことに決めます。宣戦布告を行う場所に選んだのは、中立地帯のダンスホール。リフは、そこにかつてジェットのメンバーだったトニーを、立会人にさせるため呼び出します。

トニーは今ではギャングから足を洗い、ドラッグストアで働いていましたが、リフの誘いを断れずダンスパーティーへ出席します。

一方、シャークのリーダーであるベルナルドは、メンバーのチノと結婚させるため、プエルトリコから妹のマリアを呼び寄せていました。何も知らず、ただ初めてのダンスパーティーに心躍らせて出席するマリア。

会場は、ジェットとシャークの間に漂う一触即発の空気に包まれていました。そんな中、トニーとマリアは互いに一目で恋に落ちてしまいます。しかし、2人の雰囲気に感づいたベルナルドが「妹に手を出すな」と間に割って入り、リフとベルナルドは話し合いの場をドラッグストアに移すことで合意します。

トニーとマリアの純粋な恋をよそに、ジェットとシャークの抗争がついに重大局面を迎えることになるのでした。

戦後の人種間対立と無軌道な若者という、50年代のアメリカで見られた社会問題が、この物語の背景になっています。

この作品以前のアメリカのミュージカルと言えば、愛と平和で満ちた理想の世界を描いたラブコメディが主流でした。しかし、この作品の舞台は荒みきったスラム街。移民差別といった当時のタブーを敢えて取り上げ、若者たちのやり場のない憤りを歌と踊りに乗せて表現したこの作品は、1957年のブロードウェイでの初演では人々に衝撃を与えました。

その時代背景を知らずとも、多くの国でこの作品が愛されてきたのは、やはり華麗なるダンスシーンと名曲の数々に人々が魅了されるからでしょう。そして歴代俳優陣の圧倒的な歌唱力。

それに加え、今作の監督は数々の壮大なSFやアクション映画を手掛けてきた、スティーブン・スピルバーグ。えっ、スピルバーグがミュージカル映画を?と、今までにないマッチングに驚いた人々は少なくないことでしょう。一体何故、この作品をリメイクすることになったのかという事情は、この後の監督紹介で詳しくお伝えします。

今作でのマリア役に抜擢されたのは、大物新人と言われる17歳のレイチェル・ゼグラー。彼女は、応募者30000人のビデオ・オーディションを勝ち抜いて、今回の役を手にしました。それまでも、YouTubeなどで抜群の歌唱力を披露してきた彼女が、この不朽の名作のマリアという大役をどう演じるのか、大いに注目です。

トニー役には、こちらもまた売り出し中の若手俳優、アンセル・エルゴート。26歳、身長は193センチ(!)。幼い頃にバレエを習っていたというエルゴートが、その長身を生かし、どのようなダンスシーンを見せてくれるのか期待が高まります。

「ウエスト・サイド・ストーリー」のキャスト

トニー役(アンセル・エルゴート)

 

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ニューヨーク州、マンハッタン出身。映画デビューは、ヒッチコック原作のホラー映画のリメイク「キャリー(原題:Carrie)」(2013)。デビュー翌年出演した「きっと、星のせいじゃない。(原題:The Fault in Our Stars)」(2014)で、骨肉腫により脚を失った青年オーガスタスを演じ、高い評価を受けました。

その後、「ダイバージェントNEO」シリーズ(2014)への出演や「ベイビー・ドライバー(原題: Baby Driver)」(2017)での主演など、若手俳優として存在感を高めてきたエルゴート。DJとしての活動もしており、2015年に来日してパフォーマンスを行ったこともあります。

今回、トニーという大役に抜擢されたエルゴートは、役が決まったと聞いた時は感激のあまり泣いたと語り、その時の様子をアメリカのトークショー「The Late Show with Stephen Colbert」で詳しく話しています。

「知らない番号から電話がかかってきて、それに出てみたら『やあアンセル、スティーブン・スピルバーグがあなたと話したいそうです』って言われたんだ。僕はその役を得るためにオーディションを受け続けていたのだけど、そこに何とスティーブンから電話がかかってきたんだよ。

彼の声のトーンから、僕はきっと役がもらえないことに決まったと思ったんだ。それでも、彼がそれを伝えるために、わざわざ僕に電話してくれたことが嬉しいと思った。…そしたら、僕が役をもらえるっていうことがわかったんだ。

僕はもう本当に嬉しくて、両親に泣きながら電話したよ。本当に信じられない。それから監督と話している時や彼が僕に指示を出している時には、自分をつねっていたくらいだったな。」

引用:mtv.com

映画界のレジェンドから直々に、トニー役をゲットしたことを伝える電話がかかってくる。それは、若手俳優にとってはどれほどのインパクトのある出来事だったことでしょうか。歌手やダンサーとしてのキャリアもあるというエルゴート。どんなトニーを演じてくれるのか、興味は尽きません。

マリア役(レイチェル・ゼグラー)

 

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ニュージャージー州、クリフトン出身。既に触れましたが、30000人のオーディションを勝ち抜いて今作のマリア役を獲得した17歳です。

自宅のバスルームで撮影した、レディー・ガガの「Shallow」を熱唱する動画が話題を呼び、その動画は290万以上のアクセス数を獲得しています。

映画への出演は今回が初めてのゼグラーですが、高校生活の間に地元の劇場で様々な演劇に出演しており、その中にはウエスト・サイド・ストーリーのマリア役もあったとか。

コロンビア人の母とアメリカ人の父の間に生まれ、ラテン系の血を引くゼグラーは、「ラテン系の俳優募集」というツイッター広告を見て、ウエスト・サイド・ストーリーの中の2曲「Tonight」と「I feel pretty」を歌ったものを録音してビデオオーディションに臨んだといいます。

彼女にとっては、マリアという役は初めてのラテン系の主人公でした。彼女は自身のインスタグラムの中で、マリアについて次のように語っています。

「この時代に生まれたコロンビア系アメリカ人女性として、マリアのような強烈な役柄はとても大切です。ヒスパニック系コミュニティにとって、重要な意味のあるその役に命を与えられることは、本当に襟を正すような気持ちがします。」

引用:northjersey.com

残念なことですが、この役に決まったことで一気に有名人になった彼女には、SNSで心無い差別の言葉が送られるなど、既にバッシングにも遭っている様子です。人気俳優との共演や、無名の17歳の抜擢というラッキーな立場に、嫉妬する人は少なくないのでしょう。

どうかつまらない誹謗中傷などに挫けることなく、12月には彼女の圧倒的な歌唱力でもって、心無い人々をねじ伏せて欲しい。そのように願われてなりません。

アニタ役(アリアナ・デボーズ)

 

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ノースカロライナ州出身。プエルトリコ人の父とアメリカ人の母の間に生まれた彼女は、幼い頃からダンスを習っており、アメリカのリアリティ番組「So You Think You Can Dance」(2009)に参加者として出演しました。

これは、多くのダンサーが課題に応じたダンスを披露して、ジャッジの判定と視聴者の投票のもとに勝ち抜き戦を行うという内容で、デボーズは最終的にトップ20人の中に残りました。

その後、ブロードウェイで数々のミュージカルに出演したデボーズは、「Summer: The Donna Summer Musical」(2018)での演技が高く評価され、同年のトニー賞にノミネートされています。

今作でのアニタという役は、シャークのリーダーであるベルナルドのガールフレンドという立場です。また今作では61年の映画でアニタを演じたリタ・モレノも出演していますが、彼女との交流についてデボーズは、とても有意義な時間だったと述懐しています。

「この作品への出演は、これまで私が経験したことのない分野でしたので、とても大変なものでしたね。新しい用語を覚えたり、映画がどのように作られるかということを学んだりね。この仕事でそれらを学べたことは、非常に恵まれたことだったと思います。

モレノさんは、本当に美しく優しく、私をとても支えて下さいました。映画のセットの中に彼女と一緒にいる時はとても楽しかった。彼女はよく思い出話をして下さって、私はそれを聞くのが好きでした。」

引用:Broadway World

かつて59年前にアニタという役を演じ、再びウエスト・サイド・ストーリーの世界へ戻ってきたリタ・モレノの語る言葉の数々に、21世紀のアニタは大きく影響を受けた様子です。卓越したダンス・パフォーマンスと共に、彼女がどんなアニタを演じるのか注目です。

ベルナルド役(デヴィッド・アルヴァレス)


カナダのケベック州、モントリオール出身。両親はキューバ出身です。幼い頃からクラシックバレエを習い、世界最高峰のバレエ団のひとつ、「アメリカン・バレエ・シアター」付属校に現在も所属しています。

米国内のオペラハウスで「くるみ割り人形」や「眠れる森の美女」などに出演してきたアルヴァレスは、ダンス専門誌Dance Spirit Magazineで、2008年の若手ダンサートップ10の一人に選ばれています。

ブロードウェイ・ミュージカル「Billy Elliot the Musical」への出演が決まった際、彼は1年をかけてタップダンス、アクロバティック、歌唱、そして演技の勉強をしました。2008年から約2年続いたその公演では非常に高い評価を受け、トニー賞を受賞しています。

今作では、シャークのリーダーであるベルナルドを演じているアルヴァレス。長年、バレエ公演やブロードウェイでのミュージカルでキャリアを積んできた彼も、デボーズと同じく映画出演はこれが初めてです。インスタグラムでは、バレエ仕込みの華麗なスピンを披露しているアルヴァレスの、卓越したダンスパフォーマンスも今作の見どころの一つでしょう。

「ウエスト・サイド・ストーリー」の監督は?

 

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本作の監督は、スティーブン・スピルバーグ。オハイオ州、シンシナティ出身のユダヤ系アメリカ人です。

ジョーズ(1975)、ET(1982)、インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説(1984)、ジュラシック・パーク(1993)と、日本人も馴染み深い数々のヒット作を生み出してきたスピルバーグ監督が、何故今回ミュージカルのリメイク作品を撮ることになったのか。製作が噂されていた2014年時点では、アメリカのトーク番組「Good Morning America」のインタビューで、彼は次のように話しています。

「ウエスト・サイド・ストーリーは、私の好きなブロードウェイ・ミュージカルの一つだし、ミュージカル作品の中では最も優れたものの一つだよね。それはもう、非常に優れた楽曲と歌詞がこの作品のために書かれているし…そうだね、(製作を)考えてはいる、と言っておこうかな」

引用:Indie Wire

そう語っていた監督の考えが現実となり、撮影が終了した後のインタビューでは、監督は本作で特に拘った「プエルトリコ人のあり方を忠実に描くこと」について述べています。

「私は、ニューヨークに移り住んだプエルトリコ人、つまり”ニューヨリカン(Nuyorican)”が、この国に来て生活費を稼ぎ、子供を持とうと苦心する中で、人種差別や外国人嫌悪とどう戦ってきたかを語りたかった。

この作品に出演した33人のプエルトリコ系のキャラクターの内、20人は本当にプエルトリコ人またはその子孫だよ。彼らは作品に真実性をもたらしてくれた。彼らそのもの、そして彼らの信じるものを、作品に持ち込んでくれたんだ。

そして俳優たちの間ではプエルトリコ人の経験を理解しようと、活発なやり取りがあったね。多様性に満ちた彼らは、プエルトリコ人、ニューヨリカン、そしてラテン系コミュニティを代表し、またそのことを真剣に受け止めていた。」

引用:Indie Wire

1961年に公開された映画版「ウエスト・サイド・ストーリー」に出演した俳優は、全て白人でした。プエルトリコ人という設定のシャークのメンバーたちも、全て白人が肌を浅黒くメイクして演じていました。実際のプエルトリコ人には、ヒスパニック系や黒人も大勢いたにも関わらずです。

こうした「ホワイトウォッシュ」と呼ばれる傾向が顕著であった61年の作品とは、スピルバーグ監督は一線を画したいと考え、それが「2020年の観客へ向けてこの作品を贈る理由だ」と述べています。

白人の映画監督として「ウエスト・サイド・ストーリー」を製作するにあたり、スピルバーグ監督はプエルトリコ人の俳優から率直な意見を聞こうとしたようです。61年の作品でアニタ役を演じた、プエルトリコ出身の女優リタ・モレノは、今作では別の役柄で出演しています。スピルバーグ監督は彼女を映画のエグゼクティブ・プロデューサーに据え、積極的にその意見を聞くようにしたとのこと。

モレノは61年の作品で誤りだと感じた部分(ホワイトウォッシュな側面も含む)を、2020年のスピルバーグ監督版で正したかったと言い、
「彼らは素晴らしい改善を成し得たと思います」
と話しています(同Indie Wireより)。

「ウエスト・サイド・ストーリー」を愛するからこそ、スピルバーグ監督はその内容を当時の社会情勢に忠実に描き、特に人種に関する部分はリアルさを追求したかったのでしょう。華やかなダンスシーンや歌の素晴らしさに留まらず、50年代の苦境を逞しく生きた移民たちの姿がリアルに感じられる、そんな新世紀に相応しい作品に仕上がっていることが予想されます。

「ウエスト・サイド・ストーリー」の原作と初上演までの道のり

 

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「ウエストサイド物語」の構想ができたのは、第二次大戦後まもなくの1947年のことでした。演出家であり、振付師でもあったジェームズ・ロビンスが、作曲家のレナード・バーンスタインと、脚本家のアーサー・ローレンツに、シェークスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」を基にした現代劇のミュージカルを作ろうと持ちかけたのです。

原案としては、アイルランド系のカソリックの一族と、ユダヤ系の一族が、マンハッタンの東部で抗争を繰り広げるというものでした。ホロコーストを生き延び、イスラエルから移住してきた少女を主人公としたこの物語は、カソリックの「ジェット」とユダヤ系の「エメラルド」の対立がその軸となっていました。

ローレンツはその脚本を書き、「イーストサイド物語」というタイトルをつけましたが、3人は「Abie’s Irish Rose」(1922)という似たような設定の演劇が既にあることを知り、計画は頓挫します。ローレンツの書いた脚本は、その後約5年間、お蔵入りとなっていました。

その後、別々の仕事に携わっていた3人でしたが、ある時ハリウッドで仕事をしていたローレンツは偶然同じ街にいたバーンスタインに連絡し、ホテルで落ち合いました。そして二人の話題が「最近新聞の一面を賑わせている、ギャングの若者の抗争」に及んだ時、バーンスタインが「あのイーストサイド物語にもう一度取り組まないか」と提案したのでした。

2人はロビンスにも連絡し、やがて3人は「ウエストサイド物語」と改題した作品に再び取り組むことになるのでした。原案ではアメリカ人だったトニーは、ポーランド系移民の子孫に、そしてユダヤ人だったマリアは、プエルトリコ系という設定に変わりました。

「ウエストサイド物語」は「内容が暗すぎる」という理由で、なかなかプロデューサーを得ることができませんでしたが、後のブロードウェイ・ミュージカル界の重鎮となる劇場プロデューサーのハロルド・プリンスが脚本を気に入り、作品の上演を後押しすることになりました。

配役は当初、ローレンツはトニー役にあのジェームズ・ディーンを考えていたのですがディーンの急死により、ラリー・カートが起用されました。そしてマリア役には、キャロル・ローレンス。キャスティングには大変苦労した様子で、後にバーンスタインは

「歌って踊れて、しかもティーンエイジャーのような演技ができる俳優を探すのは、なかなか骨の折れることだった。結局、俳優の何人かは10代だったが20代もいたし、16歳くらいに見える30代の人間もいた。歌が上手くてもダンスがイマイチだったり、どちらもできるけど演技は下手というのもいた」

と話しています。そんなクリエイターたちの苦心の果て、1957年にブロードウェイで初上演された「ウエストサイド物語」は、既存のミュージカルの概念を覆す新時代の作品として、大ヒットとなりました。以降、ブロードウェイで何度もリバイバル上演されると共に、1961年には映画化。そして全米ならびに世界各国の劇場で現地の俳優たちが60年以上に渡って演じ続ける、ミュージカルの王道作品となっていったのでした。

この伝説を作り出した3人の内、最後にアーサー・ローレンツが2011年に他界。ウエストサイド物語をこの世に生み出した、偉大なクリエイターたちは全てこの世を去ってしまいました。しかし戦後の文化・芸術の発展に大きく貢献した彼らの功績は、永遠に色褪せることなく、21世紀の今またスクリーンで鮮やかに描き出されるのです。

動画は1961年の映画の中で歌われた「Tonight」。マリアとトニーが愛を確かめ合うシーンです。

「ウエスト・サイド・ストーリー」の前評判

この作品の公開を心待ちにしている、国内外のファンがその思いをツイッターで呟いています。


(訳:真の女王!!ウエスト・サイド・ストーリーのマリア役のレイチェル・ゼグラーを見てよ!もう既に彼女が最高なことがわかる)


(訳:ちょっと手を止めて、ウエスト・サイド・ストーリーがいかに素晴らしいか讃えようよ)

まとめ

  • 「ウエスト・サイド・ストーリー」の日本での公開は2020年12月の予定
  • 17歳の新人、レイチェル・ゼグラーの歌唱力や、実力派ダンサーたちの華麗なるパフォーマンスに注目
  • 61年の作品とは一線を画す、リアルなプエルトリコ人の描写がなされた新時代の作品に仕上がっている

時代を超えて語り継がれるミュージカルの名作。そしてそこに、スピルバーグ監督の拘ったリアルなプエルトリコ人たちの姿が加わることによって、この作品はリメイクを超えた新しいスタイルの「ウエスト・サイド・ストーリー」として、この作品を愛する全ての人に新たな感動を与えてくれることでしょう。12月の公開が待ち遠しいですね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。