新作映画情報

映画「クワイエット・プレイス PARTⅡ」延期で公開はいつ?あらすじやキャスト情報も

音を立てることは死を意味する。そんな理不尽な恐怖の中で、逞しく生き抜く家族の姿を描いた「クワイエット・プレイス」。

2018年に公開された前作は、ホラー映画部門で2018年度全米ナンバーワン・ヒット作となりました。そのファン待望の続編、「クワイエット・プレイス PARTⅡ」が製作されたものの、新型コロナウイルスの影響により、残念ながらアメリカでも大幅な公開延期となってしまいました。

世界のホラー映画ファンの期待を一身に集めて、更にパワーアップした「クワイエット・プレイス PARTⅡ」。現在までにわかっている、あらすじやキャスト情報などを紹介します。

アニー
アニー
パート1は本当に怖くて、観た後でお菓子の袋開ける時、一瞬ビクってしちゃったわ。

クリス
クリス
今のところ、ニューヨークでのプレミア上映だけが行われたようだね。アメリカのファンも公開が待ち遠しいだろうな。

「クワイエット・プレイス PARTⅡ」の公開日

この映画の全米公開予定日は2020年3月20日でしたが、既に9月4日へと延期されています。ジョン・クラシンスキー監督は、3月12日付のツイッターで

全てのクワイエット・プレイスのファンへ

僕が最も誇りに思う事の一つは、この作品は皆で一緒にみるべき映画だと人々が言ってくれた事です。僕らを取り囲む世界の環境が絶え間なく変化する中、今はそうすべき時ではないという事ははっきりしています。

僕らは、皆さんに本作を見てもらうのをとてつもなく楽しみにしているので…皆で一緒に見られるようになるまで、本作の公開を待ちたいと思います!グループで映画を見るのを楽しみに!近いうちに!

というコメントを出し、公開延期への理解をファンに求めています。日本での公開予定は5月8日でしたが、現在のところ新たな公開日は決定していません。

全米での公開が9月となると、日本での公開はそれ以降になることが予想されます。年内に見られるかどうか、配給元の東和ピクチャーズからはまだ明確な発表はなされていません。監督の言う通り、皆で一緒に見られる日が来るのを待ちたいですね。

「クワイエット・プレイス PARTⅡ」のあらすじと見どころ

2020年。聴覚が異様に発達し、音に反応して襲い掛かってくる盲目の怪物が、地球上の人類を殺戮し、文明を破壊していました。

家に侵入してきたその怪物を、何とか撃退したアボット一家。しかし住んでいた家は燃え、母のイヴリン、娘のリーガン、息子のマーカスは、外の世界に助けを求めるべく、生まれたばかりの男の赤ちゃんを抱えて移動を始めます。

外の世界でイヴリンたちは、彼らと同じように怪物から逃げ延びた生存者、エメットらと出会います。一家はそこで、怪物だけではない、新たな脅威とも向き合うことになるのでした。

前作では怪物に気配をさとられないよう、息を潜めて静寂の中で暮らしていたアボット一家でした。続編では、一家が戦いの末に得た対・怪物の知識と経験を生かし、人類の反撃が見られるのか注目です。

前作では、ホラー映画でありながら、物語の根底にあったのは「家族の絆」でした。実際、クラシンスキー監督が前作の脚本に取りかかっていた時期、監督は妻であり主演女優のエミリー・ブラントとの間に2人目の子供を授かったばかりでした。

前作には「親から子供へのラブレター」という思いを込めていたというクラシンスキー監督。続編のテーマについて、アメリカのメンズ情報サイトEsquireのインタビューで、次のように語っています。

1作目では、親が子供を何としてでも守るという約束をしています。続編では、親がその約束が果たせなかった後、残された人間たちがどう成長し、どう喪失を乗り越えて生きていくか、ということが主題となっています

引用:Esquire

前作での壮絶な戦いと、家族を失う悲しみを乗り越え、子供たちがどのような成長を見せていくのか。暗澹とした世界の中で、他の生存者たちとどう助け合っていくのか。そんな成長物語が続編の軸となりそうです。

予告編では、怪物が地球上に出現した初日の惨状らしきシーンもチラリと見せていて、そこからアボット一家がどう生き延びてきたのかが明かされそうな予感がします。ますます目が離せませんね!

「クワイエット・プレイス PARTⅡ」のキャスト

イヴリン・アボット役( エミリー・ブラント)

 

この投稿をInstagramで見る

 

Emily Blunt(@emily.bluntt)がシェアした投稿


イギリス、ロンドン出身。少女期に、演技を学ぶことによって吃音を克服したというエピソードがあります。2001年から舞台女優としてキャリアを積み、「マイ・サマー・オブ・ラブ」(2004)で映画デビュー。「プラダを着た悪魔」(2006)でハリウッドデビューを果たすと共に、、ゴールデングローブ賞 助演女優賞にノミネートされました。

前作の「クワイエット・プレイス」での演技が高く評価され、全米映画俳優組合賞、AACTA賞などの助演女優賞にノミネートされています。

監督のジョン・クラシンスキーとは2010年に結婚し、2人の女の子がいます。クラシンスキーから続編のワンシーン、おそらく怪物たちが地球を侵略し始めた初日のシーン(予告編にも含まれている)について説明を受けた時、ブラントは「これはやらねばならない」と感じたとEntertainment Weeklyのインタビューで語っています。

「隣人にどこまで手を差し伸べるか?ということがこの続編のテーマのひとつだと感じています。私たちは、世界的に、コミュニティの概念が壊れつつあると思います。今、そのことを語るべき時なのではないでしょうか」

と話すブラント。今作でもまた、逞しい母親の生きざまを見せてくれることでしょう。

リーガン・アボット役(ミリセント・シモンズ)

 

この投稿をInstagramで見る

 

Millicent Simmonds(@milliesimm)がシェアした投稿


アメリカ、ユタ州出身。生後12か月の時に薬の過剰投与の影響で聴覚を失い、家族とは手話でコミュニケーションを取りながら成長しました。3歳で入学した聾学校で演劇部に入って徐々に演技に興味を持ち、12歳の時に映画「ワンダーストラック」(2017)のオーディションに合格して映画デビューを果たしました。

ワンダーストラックでの演技で注目された彼女は、その後2018年の「クワイエット・プレイス」では、クラシンスキー監督の「リーガン役には実際に聾者である女優を起用したい」という思いから抜擢されました。撮影現場では、他の俳優たちに手話を教えていたそうです。

ワンダーストラックやクワイエット・プレイスでの演技は高く評価され、数々の映画賞の新人賞にノミネートされています。

「クワイエット・プレイス PARTⅡ」の出演に関してシモンズはPeopleのインタビューで、

「クラシンスキー監督は、いつも私に歩み寄ってきては『こんな時君ならどうする』『どうすればもっとリアルに感じられるかな』と、常に模索していました。

そういう監督のやり方が本当に好きですし、エミリーはいつもユーモアたっぷりで笑わせてくれます。私たちは家族同士も会っていますから、まるで親戚のような感じがします」

と話し、監督夫妻と一緒に仕事をすること楽しんでいる様子が伺えます。

マーカス・アボット役(ノア・ジュープ)

 

この投稿をInstagramで見る

 

•Noah Casford Jupe Fan Page•(@noahjupe.fnpg)がシェアした投稿


イギリス、ロンドン出身。映画製作者の父と女優の母の間に生まれ、10歳の頃から子役としてテレビドラマに出演するようになりました。

「ナチス第三の男」(2017)で映画デビューを果たし、ジョージ・クルーニーが監督した映画「サバービコン 仮面を被った街」(2017)に出演。同作での演技を高く評価したクルーニーから2018年の「クワイエット・プレイス」のマーカス役として推薦されました。

「クワイエット・プレイス PARTⅡ」への出演について彼はインタビューで

「監督や他のメンバーたちとは、前回の映画で既に良い関係を築いていたので、今回またみんなと再会して映画を撮る時はお互いに気持ちも通じ合い、オープンに考えを伝え合うことができました。素晴らしいスタッフやキャストの中で、とても学ばせてもらったと思います」

と語っており、今作でのキャリアが俳優としての成長に繋がったことを感じさせます。

エメット役(キリアン・マーフィー)

 

この投稿をInstagramで見る

 

Cillian Murphy(@cillianmurphyofficiall)がシェアした投稿


アイルランド、コーク出身。10代の頃から兄弟と共に音楽活動を始めましたが、大学時代に演劇への興味を抱き、地元コークの劇団で俳優としてデビューしました。エンダ・ウォルシュ作の舞台「Disco Pigs」で主役を演じ、2001年には同作品の映画版で主演し、国際的に有名になりました。

2003年「コールドマウンテン」でハリウッドデビューを果たし、2005年「プルートに朝食を」でゴールデングローブ賞 主演男優賞にノミネートされています。

今作では怪物から逃げ延びた生存者の一人、エメットを演じているマーフィー。前作の「クワイエット・プレイス」に感銘を受けた彼は、クラシンスキー監督に感動のあまりメールを送ろうとして思いとどまり、結局送らなかったそうです。

しかしその1年後に監督から出演のオファーが来て驚いたと、イギリスの映画情報雑誌Total Film Magazineのインタビューで語っています。

「クワイエット・プレイス PARTⅡ」の監督は?

 

この投稿をInstagramで見る

 

John Krasinski(@johnkrasinski)がシェアした投稿


この作品の監督と脚本を手掛けた、ジョン・クラシンスキーは、自らアボット一家の父親であるリー・アボット役として前作から出演しています。

マサチューセッツ州、ボストン出身のクラシンスキーは、大学卒業後に演技の修行のためにニューヨークへと移り、テレビ番組やCMなどで下積みをしながら舞台の仕事でもキャリアを積んでいました。

2004年に出演したテレビドラマ「The Office」でのジム・ハルパート役で人気になりブレイク。その後数々の映画やテレビドラマに出演し、「Brief Interviews with Hideous Men」(2009)で映画監督デビューを果たしました。

前作「クワイエット・プレイス」は世界で高い評価を受け、クラシンスキーはタイム誌の2018年の「世界で最も影響力のある100人」の内の一人に選ばれています。

前作のヒットにより、パラマウントから続編の製作を打診された時、クラシンスキーは「もうこんなヒット作は作れないだろう」と考えて、最初は乗り気ではなかったと、アメリカのエンタメ系サイトVarietyのインタビューで語っています。

しかし前作がリリースされてから3か月後、クラシンスキーは、リーガンを主役にした続編のアイデアを思いつき、製作への意欲が沸き起こったといいます。

「前作は親から子へのラブレターでしたが、今作は子から親への、夢と希望の詰まったラブレターです。私の子供たちも、どうかこのように勇敢で、逞しく、暗澹とした世の中にあって灯りを点すような存在になって欲しいと願っています」

と語るクラシンスキー監督。前作が、ホラー映画であっても、全体に家族の絆と親から子への真摯な愛情を感じさせる仕上がりになっていたのは、二人の子供の父親としての監督の思いが根底にあるからなのかも知れません。

「クワイエット・プレイス PARTⅡ」の前評判は?

続編の公開を待ち望むファンたちが、ツイッターでその期待を語っています。


(訳:まずノータイム・トゥー・ダイが、そしてまたクワイエット・プレイス PARTⅡ、ムーラン、そしてファーストナインがコロナウイルスのせいで公開延期された。もうこのウイルスどっか行って欲しい!)

まとめ

  • 「クワイエット・プレイス PARTⅡ」の日本公開は、2020年9月以降になる可能性が高い
  • キリアン・マーフィーらの演じる、新キャラクターが登場
  • 恐怖を乗り越えて更なる成長を遂げる子供たちの活躍に注目

驚異的なヒット作となった前作を更にしのぐ興奮を与えてくれそうな、「クワイエット・プレイス PARTⅡ」。映画館で公開される日が来れば、世界中のホラー映画ファンがまたじっと息を潜めて手に汗握ること間違いなしですね。公開を楽しみに待ちましょう!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。