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映画ゴーストバスターズ/アフターライフ(2020)はいつ公開?オリジナルとの違いやあらすじ・キャスト詳細も

1984年に公開され、その年の北米興行収入第1位を記録し、世界的な社会現象を巻き起こした不朽の名作SF映画「ゴーストバスターズ」。その伝説的な第一作から36年を経て、21世紀の新たな物語「ゴーストバスターズ/アフターライフ」がついに製作されました。

2016年には女性メンバーで構成されたバージョンの「ゴーストバスターズ」がリリースされましたが、これはリブート作品で、オリジナルバージョンと物語はリンクしていませんでした。しかしこの最新作「ゴーストバスターズ/アフターライフ」は、84年のオリジナルバージョンの正式な続編となっており、コアなファンの期待を集めています。

残念ながら、多くの新作映画と同様に、本作も日本での公開延期が決定しています。現在わかっているあらすじや見どころ、キャスト情報を紹介します。

アニー
アニー
最初のゴーストバスターズ公開が36年も前なんて、隔世の感があるわね。
クリス
クリス
1984年と言えばエリマキトカゲが流行した年だよ…知ってる?
アニー
アニー
それは知らないけど、舘ひろしの「泣かないで」がリリースされた年ってことは知ってるわ。
クリス
クリス
そいつはイカした情報だなアニー。(※洋画っぽい台詞で昭和臭を消そうとしています)

「ゴーストバスターズ/アフターライフ」の公開日は?

本作のアメリカでの公開は、当初は2020年7月10日に予定されていました。しかし新型コロナウイルスの影響により、全米での公開は2021年3月5日へと延期されています。

配給元のソニーピクチャーズ・エンタテインメントは、まだ日本での公開日程を発表していません。しかし全米での公開が2021年3月ということは、同時公開にならない限りは、それ以降になることは間違いないでしょう。

「ゴーストバスターズ/アフターライフ」のあらすじと見どころ

シングルマザーのカリーとその娘フィービー、息子トレヴァーは、住んでいた家の立ち退きを迫られました。三人はオクラホマのサマーヴィルにある、フィービーたちの亡くなった祖父から譲り受けた農場の家へと移り住みます。

その街では、地質的に異常はないにも関わらず、以前から原因不明の地震が多発していました。そんな中、子供たちは祖父の農場で見つけたものから、自分たちにはかつてニューヨークのマンハッタンで活躍したと言われる「ゴーストバスターズ」との繋がりがあることを知ります。

マンハッタンで起きたあの衝撃的な事件から30年以上もの長い時が流れ、人々の記憶から忘れられていたゴーストバスターズ。祖父は更に、子供たちにある秘密の遺産を残していました。

1984年に公開された「ゴーストバスターズ」(内容は後述)は、当時アメリカの歴代ヒット映画ランキングで7位に入るという人気ぶりでした。その年のハロウィンでは、アメリカの子供たちは皆、ゴーストバスターズのコスチュームに身を包んだと言われています。

そんな大ヒットを受けて1989年には「ゴーストバスターズ2」が公開され、そこから更に30年以上を経て製作されたこの続編の主人公は、あのゴーストバスターズのメンバーの孫世代。昭和生まれにはちょっと眩暈がしそうな設定です。

2016年に公開されたリブート作品には、かつてのゴーストバスターズのメンバーはカメオ出演で登場したものの、オリジナルシリーズとは設定があまりリンクしていないことから、オリジナルのファンの多くにとっては物足りない内容という評価がなされました。

しかし!今作はオリジナルのストーリーの続編であって、36年前の映像も映画の中に一部登場するなど、古くからのファンにとっては懐かしさと共に興奮する、そう「エモい」という言葉が、これ以上ぴったりくるものはないような映画に仕上がっているのです。

予告編では、ゴーストバスターズたちがかつて乗り回した「ECTO-1」のナンバープレートのついた古びた車が、埃をかぶったカバーの下から現れる場面があります。それだけでファンならば、洋の東西を問わず、拳を突き上げてそれぞれの言語で「キター!!」と絶叫したくなる、そういう熱さがふんだんに散りばめられているのがこの「ゴーストバスターズ/アフターライフ」なのです。

なお、予告編はまるでホラー映画のようなシリアスな仕上がりになっていますが、本編の中にはオリジナルにも負けないような、コメディ要素も満載だということです。36年前の作品をリアルタイムで見たことのない世代でも、十二分に楽しめる作品になっていることは間違いありません。

「ゴーストバスターズ/アフターライフ」のキャスト

フィービー役(マッケナ・グレイス)

 

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テキサス州、グレープバイン出身。6歳の頃から数々のテレビドラマに出演し、映画デビューは2012年に発表された短編映画「R」。その後、「gifted/ギフテッド」(2017)でずば抜けた数学の才能を持つ少女メアリーを演じ、映画評論家から高い評価を受けました。

最近では「キャプテン・マーベル」(2019)や、「アナベル死霊博物館(原題:Annabelle Comes Home)」(2019)など日本でも人気を博したハリウッド映画に出演し、注目を浴びています。

今回、「ゴーストバスターズ/アフターライフ」への出演が決まったことについてグレイスは、その時のことをETのインタビューで次のように話しています。

「監督のジェイソンさんとスカイプで話した時、『それで、君はゴーストバスターズになりたいかい?』と聞かれました。私はもう、『もちろん!この世の何よりも!』と答えて、泣き出してしまいました。本当に夢のような瞬間で、これは現実のことなのかと思いました」

引用:ET

ジェイソン・ライトマン監督の脳裏にとつぜんよぎったという、プロトン・パックを持って立つ12歳の少女の姿。そのイメージが湧いてから監督はストーリーを書き始めたというエピソードがあります。

監督のイメージする少女に一番近かったのが、グレイスだったということなのでしょうか。彼女がどんなゴーストバスターズぶりを見せてくれるのか、期待が高まります。

トレヴァー役(フィン・ウルフハード)

 

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カナダ、バンクーバー出身。2014年、テレビドラマ「ハンドレッド(原題:The 100)」で俳優としてデビュー。その後、ネットフリックスシリーズの「ストレンジャー・シングス(原題:The Stranger Things)」に2016年から出演してその演技が高く評価され、数々の賞にノミネートされています。

ホラー映画「It」(2017)で、10代の俳優の中で高い存在感を示したウルフハードは、今作ではカリーの息子、トレヴァーを演じています。今回の出演が決まったことについてウルフハードは、NMEのインタビューで次のように心境を語っています。

「まだ僕が小さかったころ、両親はオリジナル作品の大ファンだったので、僕もそれをよく観ながら育ったんです。ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソン、リック・モラリス…それらの人々は、本当にうちの家族の中では影響の大きな人たちでした。そんなレガシーの一部になれるなんて、本当に嬉しいことです。」

引用:NME

リアルタイムでは観たことがなくても、DVDでオリジナル作品のファンになる若い世代はたくさんいます。彼もそんな一人なのでしょう。子供の頃からの憧れのゴーストバスターズの世界に飛び込んで、どのような演技を見せてくれるのか注目です。

カリー役(キャリー・クーン)

 

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オハイオ州、コプリー出身。大学卒業後から舞台女優としてシカゴを中心にキャリアを積み、2010年「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない(原題:Who’s Afraid of Virginia Woolf?)」でブロードウェイデビュー。

2012年に発表された短編映画「One in a Million」で映画デビューを果たしたクーンは、その後サイコスリラー映画「ゴーン・ガール(Gone Girl)」(2012)での演技が高く評価され、数々の映画賞の助演女優賞にノミネートされました。数々の映画やテレビドラマで活躍する中、最近では、「アベンジャーズ・インフィニティ―・ウォー」(2018)にも出演しています。

今作では、生活苦を抱えながら子供たちを養うシングルマザー、カリーを演じているクーン。Indie Wireのインタビューではこの作品について次のように述べています。

「この作品は実に、家族の物語です。とても面白いし、多分、今我々が必要としている種類の温かみのあるものです。心が癒されますし、そのことは観た人を驚かせるかも知れませんね。全ての人々におすすめできる映画だと思います。この作品を観ることによって、世界で起きていることをしばらく忘れられるでしょう。」

引用:Indie Wire

ホラー要素もコメディ要素もあり、さらにファミリー要素もあることを予感させる意見です。カリーたち3人家族が、どのようにゴーストバスターズとの繋がりを持つに至ったのか、興味は尽きません。

ミスター・グルーバーソン役(ポール・ラッド)

 

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ニュージャージー州、パセーイク出身。1992年、23歳の時にテレビドラマ「Sisters」で俳優としてデビューし、映画デビューは1995年の「クルーレス(原題:Clueless)」。以降、「俺たちニュースキャスター(原題:Anchorman: The Legend of Ron Burgundy)」(2004)、「40歳の童貞男(原題:The 40 Year Old Virgin)」2006)、「40歳からの家族ケーカク(原題:This Is 40)」(2012)など、数々の映画やテレビドラマ、舞台に出演しています。

2015年、マーベル・シネマティック・ユニバースのアベンジャーズシリーズのひとつ、「アントマン」に出演してからは「キャプテン・アメリカ/シビルウォー」(2016)、「アベンジャーズ・エンドゲーム」(2019)にも出演し、日本でも知名度を高めました。

今作では、フィービーが通うサマースクールの教師である、グルーバーソン先生役を演じているラッド。グルーバーソン先生は、かつて36年前にマンハッタンでゴーストバスターズたちが活躍した事件があった頃は、まだ子供でした。人々がゴーストバスターズのことを忘れていく中で、彼はしっかりと記憶にとどめていて、後世に伝えていこうとしている、という役どころです。

1969年生まれのラッドは、36年前は15歳。まさにゴーストバスターズ世代のど真ん中です。「オリジナル作品の大ファンであり、今回キャストに選ばれたことを嬉しく感じている」、とBBC AMERICAの記事で紹介されています。

リアルタイムでゴーストバスターズを観てきた俳優としては、それに出演できることはいっそう感慨深いものがあることでしょう。予告編では「ゴーストトラップ」を手にして興奮するグルーバーソン先生の姿も見られます。物語全体のキーマンとなりそうな予感がします。

「ゴーストバスターズ/アフターライフ」の監督は?

 

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この映画の監督を務めたのは、ジェイソン・ライトマン。彼は、36年前の「ゴーストバスターズ」の監督であるアイヴァン・ライトマンの息子です。

カナダのモントリオールで映画監督の父・アイヴァンと女優の母のもとに生まれたライトマン監督は、幼い頃から映画に触れて育ち、10代の頃の自分は「映画オタクでシャイなルーザーだった」と述懐しています。

80年代の後半から、ライトマンは父の映画の中でちょっとした役を演じたり、助手を務めたりしながら、徐々に映画について学んでいったということです。

南カルフォルニア大学在学中からライトマンは短編映画の製作を始め、2005年「サンキュー・スモーキング(原題:Thank You for Smoking)」で監督としてデビューを果たしました。

その後「ジュノ(Juno)」(2007)でアカデミー賞監督賞にノミネートされ、「マイレージ、マイライフ(原題:Up in the Air)」でもアカデミー賞で複数の部門にノミネートされるなど、映画界で高い評価を受けています。

父のアイヴァン・ライトマンが監督したメガヒット「ゴーストバスターズ」の続編の監督を務めることについてライトマン監督は、Vanity Fairのインタビューで次のように語っています。

「誰のためにこの映画を作るかと考えるなら、父のためかな。僕らはみんな、親から物語を聞かされるのがどんな感じだか知っているよね。僕は、父が命を吹き込んだ世界から、父にひとつ物語を送り返す機会を得られたことを、本当に誇りに思うんだ。」

引用:Vanity Fair

ライトマン監督はまた、今作はホラーとコメディの混じり合ったもので、「オリジナル作品へのラブレター」となるだろう、と述べています。

尊敬する父の出世作、そしてその続編を作ることになった息子。映画の外でも中でも、「次の世代が受け継ぐもの」というテーマがそこに見えてきます。若い世代のゴーストバスターズが、21世紀の今どう活躍するのか、その描かれ方に注目です。

 

1984年の「ゴーストバスターズ」はどんな話?

 

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36年前に公開されたオリジナルの「ゴーストバスターズ」は、以下のようなあらすじでした。

ニューヨークのコロンビア大学に、超常現象や幽霊の研究を専門とする3人の科学者たちがいました。女好きのピーター・ヴェンクマン博士(ビル・マーレイ)、怖がりのレイモンド・スタンツ博士(ダン・エイクロイド)、そして真面目なイゴン・スペングラー博士(ハロルド・ライミス)。

彼らの研究はあまり成果を上げておらず、ついに大学側から見限られ、研究室から追い出されてしまいました。仕事を失った彼らは起業を決意します。それは、『ゴーストバスターズ』という、幽霊退治を請け負う会社でした。

なかなか依頼の来ないゴーストバスターズでしたが、自宅での怪奇現象に悩むディナ(シガニー・ウィーバー)が調査を依頼し、ピーターは彼女に恋をします。とあるホテルでの幽霊退治をきっかけに有名になった彼らの会社には、やがて新メンバーのウィンストン(アーニー・ハドソン)も加わりました。

そんな中、謎の巨大霊的エネルギーがニューヨークに接近し、ディナは憑りつかれてしまいます。マンハッタンの高層コンドミニアムを舞台に、ゴーストバスターズたちは悪霊との死闘を繰り広げることになるのでした。

36年前、まだCGのような映像技術もなかった時代に、当時としては最新鋭のテクニックを駆使して作り上げられたこのSF映画「ゴーストバスターズ」は、映画評論家たちに非常に高く評価されました。

辛口の批評で知られたアメリカの映画評論家、ロジャー・イーバートはこの作品について、

「特殊効果と軽妙な会話が組み合わさってできている珍しい例だ。大がかりな特殊効果はコメディ要素を台無しにするという、一般的な法則から外れた例だと言えるだろう」

と評価しています。事実、この映画の魅力は主人公たちのユーモアに溢れた、軽妙なやり取りにもあるようで、特にリーダー的なキャラクターのヴェンクマン博士を演じたビル・マーレイのコミカルな演技が観客に受けた様子です。

レイ・パーカー・ジュニアの歌うキャッチ―なテーマソングも大流行しました。この動画は、その音楽と共に映画の雰囲気もわかる内容になっています(ゴーストバスターズ2の映像が混ざっていますが)ので、是非御覧下さい。

「ゴーストバスターズ/アフターライフ」の前評判は?

来年の公開を待ち望む、海外と日本のファンたちがツイッターでその思いを呟いています。


(訳:俺はゴーストバスターズ/アフターライフを待ちわびている…ほんとに待つのは辛いぜ。ゴーグルさえ作ってみたんだが、どう思う?)


(訳:ゴーストバスターズ/アフターライフがコロナウイルスのせいで7月から3月に延期されたことを知った俺)

まとめ

  • 「ゴーストバスターズ/アフターライフ」の日本公開は2021年3月5日以降になる可能性が高い
  • 36年前のオリジナル作品の正式な続編であり、昔を知るファンには熱い展開になること間違いなし
  • ジェイソン・ライトマン監督の、父へのリスペクトに満ちた作品である

祖父から孫たちへ、そして父から息子へ。36年の時を経て受け継がれる、熱いメッセージ。かつてオリジナル作品をリアルタイムで観て興奮した子供たちは、今はもうみんな大人になっています。

そんな大人たちが21世紀のゴーストバスターズを観れば、古びたプロトン・パックの埃を払うように、ほろ苦さと共に、きっと子供の頃の楽しかった思い出が蘇ってくることでしょう。”Who you gonna call?” “GHOSTBUSTERS!” の掛け声よ、永遠に。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。